憧れのキッチン床タイル!メリット・デメリット&後悔しないための役立つ参考事例8選

憧れのキッチン床タイル!メリット・デメリット&役立つ参考事例8選インテリア
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キッチンの床一面にタイルを敷いている家って憧れますよね。

なんと言っても、フローリングや柄もののクッションフロアなどでは出すことが出来ないタイルならではの雰囲気が魅力的です。

ですが、憧れのキッチン床タイルにする前に、デメリットについてしっかり把握しておかないと、あとになって「こんなはずじゃなかった…」と後悔することになりかねません。

そこでこの記事では、キッチン周りの床をタイル張りにしたいと心躍らせている方に向けて、

  • キッチンの床をタイルにするメリット・デメリット
  • キッチンの床をタイルにして後悔したいための設置方法
  • キッチンに適した床タイルの種類や特徴
  • キッチン床がタイル張りの実際のインテリア参考事例

などなど、ためになる情報をご紹介していきます。

すでに住まれている家のキッチンを「床タイルにしたい!」という希望を叶えられるリフォーム・リノベーションや、DIYについても解説しますので、今のキッチンの床をオシャレに変身させたい方も是非参考にして下さい。

 

サクっと読むための目次

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キッチンの床をタイルでおしゃれに!

キッチンの床材は、一般的にクッションフロアシートかフローリングが選ばれることが多いです。

特に、クッションフロアは他の床材と比較してデザインが豊富なことや低コストで経済的なこと、防水性の高さや耐用年数が長いことから人気の床材となっています。

塩ビシートとかビニル床シートなどと呼ばれていますね。

ですが、住宅カタログインスタグラム、インテリア雑誌などでキッチンの施工事例を見てみると、最近は床にタイルが敷かれている魅力的なタイル床キッチンを目にすることが多くなりました。

今まではキッチンの設備や壁材・配置や形状に意識が向けられがちでしたが、床材をタイルにするだけでキッチン全体の雰囲気を上質に仕上げることができるので、「他人と一緒じゃつまらない」「オリジナリティを出したい」「ラグジュアリー感のあるホテルライクなキッチンにしたい」などの要望を叶えることが出来ておすすめです。

 

おしゃれなだけじゃない?キッチンの床をタイルにするメリット!

キッチンの床材をタイルにすると、様々なメリットがあります。

 

【メリット①】高級感のある見た目にできる!

【メリット①】高級感のある見た目にできる!

キッチン周りの床をタイル張りにするだけで、フローリングやクッションフロアでは得ることが難しいとされる上質な雰囲気を感じることが出来ます。

最近流行りの『ホテルライク』『モダン』『リゾート』などのインテリアでも、キッチン床タイルを取り入れられている事例が多く、高級感のあるインテリアの演出におすすめの床材と言えます。

洋風(南欧風・北欧風)に限らず、和風な家にも床タイルは相性バッチリです。

【メリット②】水はねや汚れに強く掃除がしやすいため清潔に保ちやすい!

【メリット②】水はねや汚れに強く掃除がしやすいため清潔に保ちやすい!

キッチンに限らず洗面所などの水回りでは、床材はフローリングやクッションフロアで施工されることが多いですが、床タイルも水はねや汚れに強く、サっと拭きとるだけで掃除も簡単に済ますことが出来ます。

また、タイルはフローリングのようにフロアコートをする必要もないため、清潔に保ちやすいだけでなくメンテナンスがしやすいメリットがあります。

【メリット③】高強度・高耐久なのでキズや劣化に強く長持ち!

【メリット③】高強度・高耐久なのでキズや劣化に強く長持ち!

キッチン床によく採用されるフローリングやクッションフロアは、食器の落下などによる傷や凹みが生じやすいですが、タイル材は強度が高く硬いために傷や凹みの心配が要りません。

他にも、耐熱性や耐候性、防火性や防水性に優れているために経年劣化が起こりにくく、長期間使い続けることができます。

【メリット④】夏場はタイル床がひんやりとして気持ち良い!

【メリット④】夏場はタイル床がひんやりとして気持ち良い!

床をタイルにすることで、夏場は足元がひんやりとして気持ち良く感じられます。

足の裏には、AVA・動静脈吻合(ふんごう)というラジエーターのような働きをする特別な血管があるので、裸足や靴下などでいるとタイルが体温を下げてくれて、熱気で暑くなりやすい調理中も快適に過ごすことが出来ます。

【メリット⑤】高い熱伝導率&蓄熱性で床暖房との相性抜群!

床タイルは、夏はひんやり感じることが出来る一方、冬場には床暖房と組み合わせることで効率よく使うことができます。

実は、タイルはとても熱伝導率と蓄熱性が高い素材。

木材となるフローリングと比較すると10倍近くも熱が伝わりやすいため暖まりが早く、さらに一度熱を持つとフローリングの2倍も温かさが長持ちするという特徴があります。

温まりやすく冷めにくい、床暖房との相性がとても良い省エネに貢献してくれる仕上げ材となっています。

 

キッチンの床をタイルにするデメリット

次に、キッチンの床をタイル張りにした時のデメリットを挙げていきます。

あとになって後悔してしまわないためにも、事前に床タイルの欠点とも言うべきデメリットを確認しておきましょう。

 

【デメリット①】冬になると床が冷たくなる

【デメリット①】冬になると床が冷たくなる

床タイルは、夏場はひんやりとした足元で快適にしてくれますが、冬場にはタイルが冷えてしまい素足で歩くと冷たく感じるデメリットがあります。

キッチンマットや、靴下やスリッパを履いたりなど、足を冷やさない対策が必要になります。

【デメリット②】目地の汚れは目立ちやすい

【デメリット②】目地の汚れは目立ちやすい

タイルは汚れや傷に強い特徴がありますが、タイルとタイルの継ぎ目となる目地を設けるように施工した場合、セメントで施工される目地材はザラザラしているので汚れが浸透しやすく、ホコリも付着しやすいため目立ちやすい欠点があります。

汚れを清掃するには洗剤とブラシを使って掃除したり、定期的に漂白剤で汚れを除去したりなど意外と多くの手間がかかってしまいます。

ですが、床タイルの目地材の汚れは下記のようなコーティング剤を使うことで、掃除がグっと楽になるので、キッチン床タイルにする際は是非使ってみることをおすすめします。

ハウスメーカーや工務店などの建築業者、もしくはリフォーム業者などに依頼するか、施主支給でコーティング仕上げをお願いするようにしましょう。

また、目地色を濃い色にすることで汚れを目立ちにくくする対策

【デメリット③】お皿やコップなど食器を落とすとほぼ割れる

【デメリット③】お皿やコップなど食器を落とすとほぼ割れる

キッチンでは、どれだけ注意していても食器やコップを落としてしまうことがありますよね。

フローリングやクッションフロアなどの床材であれば、割れることもあるものの運よく割れずにすむこともありますが、タイルの床は硬いためにガラス製や陶器や磁器、最近流行りのストーンウェア(炻器)なども落とすと最後、ほぼ100%割れてしまいますので注意が必要です。

【デメリット④】床タイルが硬いため長時間の調理では足腰への負担が大きくなりやすい

タイルの硬さは、足腰にも影響を及ぼします。

外出先なんかでコンクリート床をずっと歩いていると、普段以上に足に疲れを感じたりしませんか?

これは、床が硬いことで体重の負荷が足腰や膝にかかりやすくなるため。

キッチンでの調理時間は決して短くは無いので、底面にクッション性のあるスリッパを履くなど、なるべく負荷軽減の対策をするようにしましょう。

 

キッチン床タイルで後悔しないおすすめの設置方法

憧れのキッチン床タイルにも、メリットだけでなく様々なデメリットがあることが分かりましたね。

デメリットを確認できたことで、「これくらいのデメリットなら憧れの床タイルを実現させたい」となるのか「やっぱり他の床材を検討してみよう」となるのか判断しやすくなったと思います。

特に、床タイルの設置後に多く聞かれる主な後悔ポイントは【冬場の床タイルの冷たさ】

そこでここでは、キッチン床タイルの施工を前向きに検討している方に向けて、床タイルの冷たさで後悔しない『おすすめの設置方法』についてご紹介していきます。

ちょっとした工夫でデメリットをカバーすることができるので必見ですよ。

 

冷たくなりにくい種類・材質のタイルを選ぶ

冷たくなりにくい種類・材質のタイルを選ぶ

床タイルは熱伝導率が高いことで冷たくなるのが難点でしたが、LIXILのサーモタイルなど触れても冷たく感じにくい防寒タイルを選ぶ方法もおすすめです。

従来のタイルよりも熱伝導率を小さくする加工がされているので、足から逃げる熱が少なくなり冷たさを感じにくくなります。

タイルで足を冷やすリスクを少しでも軽減するのであれば、サーモタイルのような冷たくない・冷たくなりにくい種類の床タイルの採用を視野に入れてタイル床キッチンを実現させましょう。

キッチン床に床暖房の設置を検討する

床暖房の設置を検討する

タイルは良くも悪くも熱伝導率が高い特徴があるとお伝えしましたが、この性質を利用して床暖房を導入することで暖かい床を手に入れることも。

キッチン床タイルのメリットでもご紹介しましたが、タイルはフローリングに比べ熱を10倍も伝えやすい上に冷めにくい素材なので、床暖房との相性がバッチリ。

快適な床タイルのキッチンを手に入れたい場合は、冬場の足元の冷えを解消する床暖房の採用がおすすめです。

スリッパやキッチンマットを活用する

スリッパやキッチンマットを活用する

と言っても、床暖房の設備は費用がかかりますよね。

あまり費用をかけられない場合には、タイルの冷え対策にスリッパやキッチンマットを活用することでほとんど気にせず生活することができます。

もともと室内でスリッパを履く習慣がない方は最初は戸惑いやすいですが、慣れるとスリッパを履く習慣がなかった方もキッチンでのスリッパに違和感がなくなってきます。

また、キッチンマットも同時に使用することで、冬のタイルの冷たさを緩和することができますよ。

膝や腰への負担軽減にもおすすめです。

 

後付けDIYならフロアタイル!建売や賃貸でも憧れのキッチン床タイルが可能!

実は、キッチン床タイルはDIYで後付けすることが可能。

なので、建売などの一戸建て住宅からマンション、もっと言えば賃貸に住んでいる人でも憧れのタイル床キッチンを後付けで手にすることが出来るということで、後付けDIYの中でも人気のインテリアリノベーションとなっています。

床タイルの後付けならフロアタイルがおすすめ

DIYでキッチン床タイルにする場合、使用するタイルは磁器質やせっ器質などの本物のタイルではなく、フロアタイル※1を使用すると「あっ」という間にお洒落な床にリノベーションすることが出来ます。

 

※1…フロアタイルとは、塩ビや塩化ビニールなどとも呼ばれる素材で作られた薄いタイルで、石目調や木目調まで柄やデザインが豊富にあるなど、リアルな質感と素材感や種類の多さからDIYでも人気が高い床材です。

フロアタイルはキズに強い一方でカッターで簡単に切ることができるので、施工性の高さも人気の理由です。

女性でも簡単!フロアタイルなら敷くだけでOK!

フロアタイルには、接着剤を使用して床にしっかり固定するものから、接着剤いらずの裏面に滑り止め加工された吸着タイプまで様々です。

中でも、接着剤不要の吸着タイプであれば原状復帰もできるので、賃貸や持ち家での気分転換でDIY施工もOK。

また、タイルを敷くだけの簡単な作業なので、ものづくりが苦手な女性でも気軽に取り組めるDIYです。

既存のフローリングやクッションフロアの上から、フロアタイルを敷き詰めるだけでお洒落なキッチン床タイルに大変身するので、DIYに抵抗が無い方はチャレンジしてみるのも面白いかもしれませんね。

フロアタイルは、楽天市場などネットショッピングでも数多く取り扱いがあります。

自分好みのフロアタイルを探してみましょう。

 

おしゃれなキッチン床タイルの参考に!<インテリア事例8選>

それでは、実際にキッチン周りの床をタイル張りにしている事例を見てみましょう。

あなたの好みに合ったインテリア実例があれば、タイルの色や形状、設置面積などなど、これからの新築計画やリフォーム・リノベーションに取り入れてみて下さい。

 

暗めの大判タイルと間接照明でラグジュアリーな空間に

THE・タイル床キッチンのとてもお洒落な事例。

アイランドキッチンをダークカラーの大判タイルで囲み、キッチン照明のペンダントライトや内装壁の間接照明とあわせることで、上質で迫力のあるラグジュアリーな空間を作り上げています。

キッチン背面の壁面収納をスライドドアで隠せるようにすると、より一層生活感を無くすことができてホテルライクな印象に。

大人っぽい落ち着いたインテリアにしたい方は、特に参考にしてもらいたいキッチンです。

タイルとセラミック調で生活感を消す無機質の極みキッチン

 

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ザラっと感のあるワイルドな見た目のタイルと、静かながらも重厚感のあるタカラスタンダードのセラミック調システムキッチンの組み合わせが、徹底的に生活感を排除してくれて無機質インテリアを完成させている事例です。

さらにこちらのお宅は、キッチンの腰壁をモールテックスというコンクリート調に仕上げるセメント系モルタルを採用されているそう。

かなり高度テクを駆使されたインテリア内装を実現されています。

モノトーンで統一されたこだわりが詰まったキッチン

グレーのタイルにブラック調のキッチンボードという組み合わせで、キッチン周りをモノトーンで綺麗に統一されている事例です。

床タイルはお洒落なだけでなく生活感を感じさせないインテリアにしてくれるアイテムなのですが、さらに黒、グレー、白のモノトーンの配色でより上品にまとまることが出来ています。

タイルと建材の明度を統一したまとまりあるキッチン

 

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床タイルにダークカラーを採用されたキッチンの事例です。

システムキッチンの腰壁や、背面のカップボードなど落ち着いた色味のウッド調にすることで、暗めの色のタイルとの調和をなしていて、インテリアとしてとてもまとまった印象を感じることができます。

キッチンの下がり天井の部分までダークウッドの木目調で統一しているので、グっと締まりのあるキッチンインテリアに仕上がっています。

アイランドキッチンをすっぽり収めるタイル床

こちらの事例は、キッチンスペースだけでなくアイランド型キッチンとなるシステムキッチンまですっぽり囲うようにタイル床にされています。

アイランドキッチンのキッチンカウンター下をタイル張りにすることで、より開放感を演出できるだけでなく、全体的な空間のゆとりを感じさせてくれるインテリアになっています。

長方形タイルで奥行に開放感

タイルと言うと正方形のイメージが強いですが、こちらのキッチンは長方形のタイルを採用されています。

長方形タイルにすることで、横方向への抜け感を感じることができるため、アイランドキッチンなど開放感あるキッチンにする場合にとても参考になる事例になります。

キッチン床の一部だけタイル張り

システムキッチンの足元にだけタイル施工をした事例です。

水はねや油汚れなどに注意したいシステムキッチン前にのみ床タイル、その他の食器棚側などはリビングダイニングと同じ床材にされています。

タイルの汚れに強いというメリットを活かし、必要な部分にだけワンポイントとして施工してみるのも良いですね。

配置に変化&フローリングとの境界に素敵なアート

 

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一般的な張り方ではなく、タイルを斜めに敷いて設置する四半張り(四半敷工法)という特殊な張り方で、タイルの雰囲気を際立たせた個性的なキッチンにされています。

2枚目の写真では、キッチン床タイルとフローリングの境界部分に、可愛いアートタイルで装飾をあしらうことでナチュラル度をアップ。

タイルの敷き方であったり境界部分の装飾など、高度なテクニックでオリジナル感を上手に演出している事例になります。

 

まとめ

お洒落なインテリアとして人気の『キッチン床タイル』をご紹介しました。

キッチン床タイルに限りませんが、家づくりやリノベーションは施工後にデメリットに気付いても遅いので、事前にデメリットを知っておくことが成功への近道です。

床タイルにすることによるメリットとデメリットを把握した上で、あなたの好みと家に合ったタイルを見つけてみて下さい。

たくさんインテリア事例を見たりタイルの無料サンプル請求などを活用して、是非憧れのタイル床キッチンを実現させましょう。

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