2024年現在では、『平屋』の新築一戸建ては人気の選択肢の一つとなっています。
同じ一軒家でも2階建てもありますし、マイホームということであれば分譲マンションという選択肢もある中で、平屋を選ぶメリットはそれなりに欲しいものですよね。
そこで今回は、平屋が持つ特徴をしっかりと理解した上で購入の判断ができるように、平屋のメリットとデメリットについて詳しくご紹介していきたいと思います。
「平屋が絶対欲しい!」と意気込んでいる方も、「平屋も気になっている…」という方も、この記事を最後まで是非読み進めて下さいね。
きっと、平屋と他の住宅の比較材料として役立つはずですよ!
色んなハウスメーカーの平屋が見てみたい方は、まずは下記からカタログをお取り寄せしてみよう!
新築戸建てで人気沸騰!いま平屋が求められている理由とは?
平屋というと、少し前までは“定年退職した夫婦が快適な老後を過ごすために建てる家”というイメージが付き物でしたが、今では小さな子供がいる若い子育て世代の夫婦からも人気を集めています。
人気の理由には、最近の平屋のデザインが古風な和風住宅だけでなく、モダンテイストであったり洋風テイストにシフトしてきていて、お洒落なイメージが定着してきているという背景があります。
「理想の住まい」が平屋と答える人はなんと”約3世帯に1世帯”!
お洒落なイメージが定着しつつある平屋住宅は、今ではなんと”3世帯に1世帯”が新築一戸建てを平屋で建てたいと考えていることが分かります。
アンケート調査会社『マイボイスコム』の調査では、一戸建て希望の7,356名が理想の家とする住宅は、下記のような分布となっています。
タイプ | 人数 | 比率 |
---|---|---|
2階建て | 4,396名 | 59.7% |
平屋住宅 | 2,056名 | 27.9% |
3階建て以上 | 904名 | 12.2% |
Researched by「理想の住まいのアンケート調査|マイボイスコム」のデータを参照し当サイトで編集・集計しています
平屋が人気の理由は?やっぱり「ワンフロアの生活」「コンパクトな間取り」が上位を占める!
なぜこんなにも平屋が今『人気』なのか。
その理由は、先ほどお伝えしたように外観がスタイリッシュなものに変化していることに加え、平屋住宅が持つメリットなどの魅力が再認識され始めたことによる点が大きいと言えると思います。
ではここで、多くの人から平屋が支持されている理由として、具体的にどんなメリットを感じているのか、下記の統計を基に詳細を見てみましょう。
Researched by「平屋住宅に関する調査 2016|住環境研究所」のデータを参照し30代・40代に絞り当サイトで編集・集計しています
- 階段の上下移動がない
- 同一階(ワンフロア)で生活できる
- コンパクトだが効率のよい間取りが作れる
- 庭が楽しめる
- 自分の思い通りの間取りが作れる
- 掃除や家事が楽
- 日当たりがよい
- 地震に強い
- 通風がよい
- 土地に愛着がある
上記は、平屋を選ぶメリットを感じている部分として、上位にランクインした10項目となります。
上位2つの理由である「階段の上下移動がない」「同一階(ワンフロア)で生活できる」はほぼ同意義と言えますので、『段差のないワンフロアですべて完結することが可能な暮らし』に多くの人が憧れているということが見受けられる結果となっていますね。
平屋を選ぶ人の多くは、平屋に対して新築マイホームで叶える家としての大きな魅力を感じているため、メリットをしっかりと把握しています。
ということで、平屋住宅を検討しているあなたも是非、
- 平屋住宅にはどんな強みや特徴、メリットがあるのか
- 平屋のデメリットを知った上で、あえて平屋住宅にする程のメリットがあるのか
など、平屋建ての家について深く知った上で、あなたに合った家づくりを進めていくようにしましょう。
平屋建て住宅の10個のメリット
新築一戸建てを平屋で建てるメリットには、実際どのようなものがあるのでしょうか?
実は平屋には大きく10個ものメリットが存在します。
1.ワンフロアの生活動線 | ○ | 2.家族のコミュニケーション | ○ |
---|---|---|---|
3.段差がない安心感 | ○ | 4.光熱費の節約 | ○ |
5.スペース活用の効率性 | ○ | 6.建物の構造的な強さ | ○ |
7.設計の自由度 | ○ | 8.掃除のしやすさ | ○ |
9.メンテナンス費用 | ○ | 10.バリアフリー対応 | ○ |
平屋にこれだけ多くのメリットがあることに驚かれたのではないでしょうか?
このメリットの多さゆえに、平屋の魅力に惹きつけられる人が多いということでもありますね。
平屋というと、階段がないことで『高齢者向け』というイメージが強いかもしれませんが、上記リストでも挙げているように、子育て世代のご家庭にもオススメしたいメリットがたくさんあるんです。
それでは平屋の持つメリットについて、1つずつ詳しく見てみましょう!
平屋のメリット1.上下移動(2階への昇り降り)がないワンフロアで楽な生活動線/家事動線
平屋住宅が選ばれる理由でもすでにご紹介したとおり、平屋の最大のメリットは『ワンフロアで暮らせる生活』。
2階建てなどの多層階住宅のケースでは、階段で上下への昇降が生活の中で大きな割合を占めますが、平屋となると家事動線はもちろん、食事やトイレ・お風呂・就寝など生活にかかわる暮らし全ての行動を『ワンフロア』で完結させることができるため、水平移動のみのシンプルな生活動線となり利便性が大きく向上します。
例えば、1階のランドリーから洗濯物を2階のバルコニーに干しに持ってあがる必要がなくなりますし、掃除機の持ち運びもせずにすみます。
また、年齢を重ねてからの階段の上下移動はとても身体に負担がかかりますし、特に1人暮らしの高齢者には嬉しい住宅ですよね。
将来のバリアフリー住宅を見越した家づくりが可能な点も、平屋建てならではのメリットと言えるでしょう。
平屋のメリット2.家族間でのコミュニケーションがとりやすい
平屋はマンションと同様、生活スペースを共有するワンフロアでの暮らしとなるので、必然的に家族間の気配を感じることが出来たり、顔を合わせる機会を増やすことが出来たりと、コミュニケーションが取りやすくなります。
特にこれから子供が大きく成長していく子育て世帯の場合、平屋にすることで親と子供の交流を保ちやすいメリットがあります。
平屋のメリット3.階段がないので小さな子供がいる家庭でも安心
子育て世代にとって心配になるのが、小さな子供が家で怪我をすること。
特に階段からの転落は非常に危険で、場合によっては大怪我に繋がることもあるため、階段がない平屋建て住宅なら転落の心配がいらなくなります。
もちろん、二世帯住宅や老後の住居としての平屋を考えている場合でも、高齢者の転落事故の心配を払拭できるのもメリットと言えます。
平屋のメリット4.光熱費が節約できる
注文住宅で建てる平屋は2階建てとは違い、通風を最大限に考慮した間取り設計をすることができるため、光熱費を抑えやすくなります。
これは、1階リビングでかけた暖房が2階に逃げたり、夏場は2階が暑くて1階でも2階でも同時に冷房をかけるというような非効率な光熱費の使い方にならない為。
現在『賃貸暮らし』の方であれば、2階建ての新築一戸建てに引っ越した途端に、今までの2倍近くの光熱費に驚かれるはずです。
そんな悩ましい問題である光熱費を節約できるのも、平屋のメリットと言えます。
平屋のメリット5.階段や2階トイレの面積(スペース)を節約できる
平屋には階段がありませんが、2階建て住宅となると1階と2階を合わせると合計4~5畳ほどの延べ床面積を確保しなければいけません。
これだけのスペースがあれば、子供部屋や書斎などをもう1部屋作ったり、広い玄関やリビングにスペースを使いたいですよね。
さらに、2階にもトイレを設置するケースが多いと思いますが、平屋ではトイレは1つで十分ですので、その分の面積も他のスペースとして有効に活用できるメリットが挙げられます。
平屋のメリット6.構造的に強いため地震や台風による影響が少ない
平屋は構造上、2階部分の重量が荷重されることがないので安定性が高く、地震や台風に強い『崩壊のリスクが低い家』であることもメリットに挙げることができます。
また、2階建て住宅と比較すると家(建物本体)に高さが出にくくなる分、横からの衝撃や揺れなどの力に強くなりますし、火災などの災害時の避難の際でも階段を利用しなくてすむため、早期に逃げ出しやすいと言えるでしょう。
平屋のメリット7.大開口など開放感のある自由度の高い設計が可能
先ほどメリットに挙げた構造上の強さから、平屋は大きな窓や開放感のある空間を設けるなど、自由度の高い設計が可能になります。
というのも、1階が支えるべき2階部分がないことで直下率※を気にする必要がなくなりますので、柱の位置も割と自由に決めることができ、明るくて広々としたリビングダイニングを実現することが可能です。
直下率とは、1階と2階の壁や柱の位置が一致する割合です。 言い換えると、1階と2階それぞれの平面図を重ね合わせた時に一致する柱や壁の割合です。 耐力壁の直下率を「壁直下率」、柱の直下率を「柱直下率」とそれぞれ呼びます。 直下率が低いと、耐震性に影響が出てきます。
平屋のメリット8.掃除がしやすい
平屋には2階がないので、重い掃除機を持って1階と2階の往復をする必要もなく、部屋の行き来が少なくてすみますので掃除が楽になります。
ちなみに、掃除の効率化を考慮して室内をフラットな設計にしておくと、ルンバなどのロボット掃除機を利用して全ての部屋を自動で掃除させることも可能ですし、クイックルワイパーなどでの掃除も簡単になります。
平屋のメリット9.メンテナンス費用が安く抑えられる
屋根・外壁(塗装)などの修理・修繕などなど、定期的に必要となるメンテナンス費用は一戸建てマイホームを所有すると、必ずといっていいほど発生する問題です。
ですが平屋建て住宅の場合、この家計を圧迫しがちなメンテナンス費用がかかりにくいメリットがあります。
というのも、平屋のメンテナンスは外壁や屋根を含めても大がかりな足場を組む必要がないので、それだけで業者に支払う費用が何十万円も安くなりますし、シンプルな構造の住宅のため複雑なメンテナンス作業も必要ありません。
ランニングコストが安く抑えられる分、家計にゆとりを持つことができるのはとても嬉しいですよね。
平屋のメリット10.将来的にバリアフリーへのリフォームもしやすい
平屋はワンフロアの暮らしを実現できる住宅のため、バリアフリーへも容易に対応することが可能です。
平屋を注文住宅で建てる、または購入する際には子育てに対する安心面で平屋を選択していたとしても、老後には自分達が安心して暮らせる終の住処(ついのすみか)として引き続き住み続けられるメリットがあります。
また、細かい部分でさらにバリアフリー化したい場合にも、軽微な設計変更や施工で完了することが多く、費用面でみても負担が軽くすみます。
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様々なメリットがある平屋ですが、平屋住宅を得意とするハウスメーカーのカタログを取り寄せてみて、実際にどのような平屋を建てられるのか見てみましょう。『LIFULL HOME’S』なら住宅展示場にわざわざ行かなくても、何社分でもまとめてインターネットから住宅カタログを取り寄せできます。
色んな会社のカタログを夫婦や家族で眺めながら、どんな平屋を建てるのか想像するのも楽しいですよ。
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正直に言って、平屋を安く建てたいのであれば『タウンライフ平屋特集』以上のポータルサイトはないと思います。
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ここまで平屋のメリットをお伝えしてきましたが、平屋の魅力ばかりに目がいってしまうと「こんなはずじゃなかった…。」と後悔してしまうかもしれません。
デメリットもメリット同様に把握しておくことで、注文住宅で家を建てる前に対策も可能となりますので、次でお伝えするデメリット部分も是非覚えておくようにしておきましょう!
平屋建て住宅の5個のデメリット
では、平屋のデメリットも見ていきたいと思います。
まず平屋住宅が抱えるデメリットとして、下記の5つが挙げられます。
1.建築費用 | △ | 2.防犯面 | △ |
---|---|---|---|
3.プライバシー面 | △ | 4.陽当たり | △ |
5.住宅会社の多さ | △ |
平屋を建てることによるメリットに比べると、デメリットの数はそこまで多くはありません。
しかし、平屋のデメリットを覚えておかないと、家づくりを進める上で失敗する要因にもなったりしますので、ここでしっかりと把握するようにしておきましょう。
それでは平屋が持つデメリットについて、1つずつ詳しく見ていきたいと思います。
平屋のデメリット1.坪単価・土地代が高くなるため建築費用や土地取得費用が割高!
注文住宅の新築で「平屋」と「2階建て」の建築費を比較すると、坪単価当たりで見た場合は平屋の方が費用相場が高くなりやすいデメリットがあります。
同じ延床面積の家を建てた場合には、【注文住宅×新築平屋】坪単価はどのくらい?実例でみる価格相場でお伝えしているとおり、2階建て住宅と比べて坪単価は10%増の相場となっていますので、一般的な一戸建て住宅を建てるよりも平屋の建築費用の値段は割高になってしまうと想定しておいた方が良いでしょう。
その理由としては主に2つの要因があります。
- 屋根と基礎の面積が広くなり費用がかかる
- 2階建て資材に比べて平屋用の資材費が高い
第一に、2階建てと同等の延べ床面積の平屋を建てようとすると、コストがかかりやすい基礎(躯体部分)や屋根の面積がそれぞれ約2倍ほど大きくなり、建築費用を大きく占めることになります。
第二に、住宅会社は基本的に2階建て住宅を販売ベースとしている為、平屋住宅の建築資材の生産量が少なくなっていて、資材費が高額になる傾向があります。
これら2つの要因によって、施工費(工事費)・資材費(建材費)それぞれが吊り上がり、坪単価が高くなっているんです。
さらにもう1つ、費用面でのデメリットに土地取得費用があります。
平屋を建てるとなると、2階建てよりも広い敷地を用意することが前提条件となりますので、当然土地の取得費用が高くなってしまうことに。
例えば上記の図で見た場合、2階建て住宅で30坪(1階部分15坪+2階部分15坪)の広さを確保しようとすると、30坪くらいの土地があれば広い庭や駐車スペースも作ることができます。
一方、平屋で同じ30坪の住宅を建てたい場合、庭と駐車スペースを同様の広さで確保すると、約50坪は必要になると思います。
坪単価が50万円の土地と仮定して計算すると…、
(50坪ー30坪)×50万円=1,000万円
これだけもの差額が発生!
土地相場が高額となる都心部では、広い敷地が必要となる平屋の建築は難しいと言えるでしょう。
平屋のデメリット2.防犯対策には注意が必要
2階建ての場合、就寝中でも1階部分の戸締りをしっかりと行っていれば、2階の寝室や子供部屋で窓を開けて就寝することへの抵抗は少ないと思います。
ですが、平屋は1階部分しか居住部がありませんので、就寝中に窓の鍵を開けていると不審者による住居侵入が容易にできてしまうデメリットがあります。
平屋住宅で安心して過ごすためにも、
- セキュリティ設備を導入する
- 窓は二重ガラスにする
- 防犯フィルムを貼る
- 家の周りに防犯砂利(音の出る砂利)を敷く
などの防犯対策を講じる必要が出てくるでしょう。
中でも、最近人気が出てきている『電動ルーバー雨戸(電動通風シャッター)』はイチ推しです。
雨戸なので窓からの侵入は難しくすることが出来る上に、風を取り込むことができるルーバー式になっているので、暑い夏の夜でも安心して窓を開けることができますよ。
平屋のデメリット3.プライバシーの確保が難しい
平屋のメリットの1つに、『家族間のコミュニケーションのとりやすさ』をご紹介しましたが、家族の気配をお互いに感じられる反面、家族1人ひとりのプライバシーの確保がしずらいという側面もあります。
ですが、間取り設計でひと工夫するだけでそこまで気にならない程度まで緩和させることも可能なので、平屋を建ててもらうハウスメーカーの設計士さんと相談しながら、間取りプランを決めていくと良いでしょう。
また家族間だけでなく、周りの近所からのプライバシー保護の対策も必要です。
というのも平屋住宅は2階がないため、洗濯物を干す場所は庭や1階に設置したデッキやバルコニーに限られることになり、周りの2階建ての家から洗濯物が丸見えとなる問題がありますので、コの字型の平屋にして中庭を検討したり、目隠しフェンスや外構などで工夫しましょう。
平屋のデメリット4.陽当たりが悪い
平屋建ては、その特性上から幅や奥行きのある建築面積の広い住宅となりますので、建物の中心部に光が入りにくいデメリットがあります。
そのため、採光に適した南向きの横に長い長方形の平屋(I字型)にしたり、陽当たりが悪くなる部分には採光部を設けられるように天窓の設置、またはコの字型にして中庭を配置するような間取り設計を考えるようにしてみて下さい。
また、2階建てや3階建ての住宅や、マンションやアパートなどの高層住宅に囲まれる立地に平屋を建ててしまうと、1日中陽当たりが悪くなってしまう可能性も…。
平屋を建てる土地選びは、周辺に高い住宅が多くない土地、高台になっている土地、などの条件をもとに探すようにすると良いでしょう。
平屋のデメリット5.依頼できる住宅会社が限られる
平屋住宅は、2階建てや3階建てのように一般的な住宅ではない為、平屋の建築になれていない住宅会社も存在します。
住宅会社であればどんな家でも建てられると勘違いしてしまいがちですが、各社ごとに得意とする住宅があるため、平屋住宅を得意とするメーカーに依頼することが大切になります。
特に、平屋建ての実績が少ない会社になると、
- 建築費用が割高になりやすい
- 施工レベルが低い
など、費用面や安心感でもデメリットがありますので、必ず平屋建てを得意とするビルダーを探しましょう。
平屋が得意な住宅メーカーを探すなら、住宅情報最大級のLIFULL HOME’Sで確認してみよう!
以上のように、メリットとデメリットの両方も正しく知っておくことで、注文住宅ならではの間取りプランやアイデアで快適な家づくりを実現させることができます。
間取りのアイデアは自分達だけでは思いつかないようなプランも、住宅会社には実績としてデータが保有されていますので、積極的に相談して決めていくようにすると失敗しづらくなりますよ。
どっちの方がメリットが多い?平屋と徹底比較!
平屋のメリット・デメリットはここまでお伝えした通りですが、もう1つ気になることがありますよね。
それは、「わざわざ平屋を選ぶ必要性があるのか」ということ。
住宅には、平屋以外にも2階建てもありますし、新築マイホームということであれば分譲マンションも選択肢に入ります。
そこでここでは、
- 2階建て住宅
- 分譲マンション
の2つと平屋住宅のそれぞれの住宅が持つ、メリットとデメリットについて比較していきたいと思います。
平屋 vs 2階建て
平屋 | 2階建て | |
---|---|---|
メリット |
|
|
デメリット |
|
|
上記は、平屋住宅と2階建て住宅のメリット・デメリットの比較表です。
2階建て住宅は、やはり小さな土地でもある程度の広さを確保した家を建てることができるメリットがあります。
一方で、平屋住宅は快適な住環境が叶う広さの家を建てようとすると、広い土地を必要とします。
都心部は土地価格相場が高いので、平屋は都心部向きではありません。
ですが、予算に見合った広い土地を見つけることができれば、ワンフロアのみでの生活を実現することができる平屋が、とても魅力的と言えそうです。
平屋 vs 分譲マンション
平屋 | 分譲マンション | |
---|---|---|
メリット |
|
|
デメリット |
|
|
次に、平屋住宅と分譲マンションのメリット・デメリットを比較した表です。
マンションには特筆すべきメリットが多いのですが、その分一戸建て住宅にはないデメリットが多い特徴があります。
やはり、平屋を含めた新築一戸建て住宅(一軒家)を選択する家庭は、マンションならではの近隣への気遣いから解放されたい気持ちが強かったり、庭のある一軒家に強い憧れを持っている傾向がありますので、どちらが自分たちに合った生活ができるのか、住んだあとのことを想像してみて選択するようにしてみましょう。
まとめ
平屋の家には、魅力的なメリットが多くあることが分かって頂けたと思いますが、その一方で平屋が抱えるデメリットにも注意しておく必要があります。
どんな住宅でもそうですが、“どのような特徴があって”、“どのような生活を送ることができるのか”を事前に知っておくことで、『メリットを最大限活かした家づくり』『デメリットを考慮したプランニング』を行うことができます。
新築一戸建てのマイホームは、これから長期間住み続けることになる家となるので、目先の暮らしだけを想定した家づくりではなく、将来のことにも想像を膨らませながら、あなただけの理想の平屋住宅を建てて下さいね。
その為にも今回の記事を参考に、平屋の家のメリット・デメリットをしっかりと理解した上で、暮らしやすい快適な家づくりをしていきましょう!