【平屋の価格相場】新築で建てる平屋注文住宅の建築費用と坪単価

【注文住宅×新築平屋】坪単価はどのくらい?実例でみる価格相場 平屋

注文住宅で新築を建てようとしている人の中には、家の中での移動や生活が楽な“ワンフロアで快適に過ごせる『平屋住宅』”を検討している人も多いと思います。

せっかく新築一戸建てを建てるのであれば、オシャレな平屋にも憧れますよね。

しかし平屋と聞くと、「2階建て住宅よりも購入価格や建築費用が高い」というイメージを持っている方も多いのでは?

そこで当サイトでは、注文住宅で平屋を建てるとどのくらいの価格が相場となるのか、坪数別に値段や坪単価について独自調査を行いました。

イエティ

平屋の建築費の坪単価相場を、2階建ての坪単価相場と比較しながら、「なぜ平屋はこの値段になるのか?」についても見ていきましょう。

最後に「平屋をローコストで安く建てるコツ」についても詳しく解説していきますので、平屋を検討しているあなたは要チェックですよ!

色んな住宅メーカーの平屋が見てみたい方は、まずは下記からカタログをお取り寄せしてみよう!

 

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平屋で建てる注文住宅の値段はどのくらい?建築費用の坪単価や価格相場をまとめました

平屋の魅力は、”おしゃれな外観やワンフロアが叶えるストレスフリーな生活導線”など、一言では語れないくらい多いものです。

(平屋住宅のメリットやデメリットについては『平屋のメリット&デメリット!みんなが新築一戸建てに平屋を選ぶ理由とは?』の記事を参考にして下さい。)

そのため、「家を建てるなら平屋がいい!」と平屋住宅の魅力にすっかり憑りつかれてしまうわけですが、気になるのはやっぱり「平屋住宅を建てるためにはいくらくらい予算が必要なのか」ということですよね。

そこで実際に新築の平屋を注文住宅で建てる場合、どのくらいの価格が相場となるのでしょうか?

ここではまず、平屋住宅の間取りと広さでポピュラーな、

  • 30坪・3LDK
  • 35坪・3LDK
  • 40坪・4LDK

の3つのケースを例に、具体的な建築費用の坪単価や価格相場を見ていきたいと思います。

【平屋の建築費用・坪単価の相場~調査方法~】
まずは、複数の不動産情報サイト・住宅情報サイトで、条件にあてはまる物件情報をピックアップします。
今回は「平屋」「30坪・3LDK or 35坪・3LDK or 40坪・4LDK」という条件のもと、情報を30件ずつ集めました。
集めた注文住宅情報の「土地面積・路線価・総額」を用いて、独自の計算を通した『土地相場』から建物自体の『建設費用』を割り出し、想定本体工事費と建物面積(坪数)から算出した坪単価データから平均的な相場を出しました。
<平屋の坪単価相場の調査で使用したサイト>
財産評価基準書|国税庁
SUUMO
HOME’S
@nifty不動産

当記事での坪単価と価格相場は、上記の方法にて調査を実施して算出しています。

 

30坪/3LDKの平屋住宅-価格や坪単価の平均相場

建築費のトータル費用2,058.6万円
延べ床面積96.2㎡(約29.1坪)
建築費の坪単価[※注]55.02万円

 

35坪/3LDKの平屋住宅-価格や坪単価の平均相場

建築費のトータル費用2,439.1万円
延べ床面積118.1㎡(約35.7坪)
建築費の坪単価[※注]53.13万円

 

40坪/4LDKの平屋住宅-価格や坪単価の平均相場

建築費のトータル費用2,563.4万円
延べ床面積127.9㎡(約38.6坪)
建築費の坪単価[※注]51.65万円

 

平屋住宅の購入金額に含まれる土地の推定価格を除外すると、

  • 3LDKの30坪の平屋で約2,050万円
  • 3LDKの35坪の平屋で約2,400万円
  • 4LDKの40坪の平屋で約2,550万円

という結果となっていて、坪数がおおきくなればなるほど坪単価は安くなっていることが分かります。

これは平屋だけに限ったことではありませんが、家を建てる時の坪単価は、30坪よりも、35坪、40坪と大きい家になるにつれて、建築費用の『坪単価相場』は下がるのが一般的です。

家が大きくなるほど坪単価が下がるカラクリ家を建てる場合、外壁や屋根・床材や建具、さらに躯体部分など建築にかかる建材は多岐に渡りますが、その中でもコストが高い『住宅設備(キッチン・バス・トイレ・洗面台など)』は、大きい家でも小さい家でも必ず必要になりますよね。この住宅設備にかけた費用の金額が、建築総費用額に占める割合が高いほど坪単価が高くなり、逆に割合が低いほど坪単価が安くなる傾向が強いためです。

 

注文住宅で建てる「平屋」VS「2階建て」相場を比較!平屋の建築費用が高くなりがちってホント?

よく、平屋住宅は2階建て住宅に比べ値段が高いということが言われます。

先ほどは実際に平屋の価格相場を見てみましたが、本当に2階建て住宅よりも平屋の方が価格相場が高くなっているのでしょうか?

新築の注文住宅で『平屋』・『2階建て』を建てた場合の、それぞれの価格相場を比較していきましょう!

 

30坪/3LDKの平屋住宅と2階建て住宅の価格相場を比較

平屋住宅2階建て住宅
建築費のトータル費用2,058.6万円2,076.3万円
延べ床面積96.2㎡(約29.1坪)102.1㎡(約30.9坪)
建築費の坪単価[※注]55.02万円52.26万円

上記表は、平屋と2階建てで同じ規模(延べ床面積/坪数)の住宅で比較してまとめたものです。

建築費のトータル費用は、平屋(30坪/3LDK)で調査した際の相場よりも2階建て住宅の方が高額になっているにもかかわらず、延べ床面積が2坪以上も広くなっていて、坪単価にいたっては約2万円ほども安い相場となっていることが分かりますね。

つまり、同じ30坪/3LDKの間取りで比較してみた結果、平屋の価格相場の方が高いということ。

実は、同程度の規模の家を建てる場合、平屋は2階建てよりも割高となる住宅になるんです。

ではなぜ「2階建て住宅」よりも「平屋」の方が、高い建築費用になってしまうのでしょうか?

 

「2階建て」よりも「平屋」の建築費用が高くなる3つの理由

注文住宅で平屋の価格が高くなる理由には、主に下記の3つが挙げられます。

3つ目に関しては、建築費というよりも総合的な費用になりますが、これらも考慮に入れて平屋を検討すると良いでしょう。

1.屋根と基礎の面積が広くなり建材費がかかる

同じ延べ床面積の家を建てるとなると、平屋住宅は2階建て住宅の2倍の面積が必要となります。

当然、3階建てと比べた場合には3倍の面積が必要となります。

となりますと、屋根や基礎面積もその分2倍・3倍と必要となりますので、その分『屋根材』を多く必要としますし『基礎工事』も広い範囲(面積)で行わなければいけません。

その結果、建築費用のコストがかさみやすくなり、平屋住宅の方が割高になる原因となります。

2.平屋住宅用の建材を大量に生産していない

日本国内で建てられる新築一戸建て住宅では、圧倒的に2階建てが多いのが現状です。

その為、ハウスメーカーがコストを抑える為に大量生産している建材は「2階建て住宅」の規格で作られていることが多いです。

平屋の建材はコストがかかりやすくなっています。

将来的に平屋住宅がたくさん供給されるようになると、平屋住宅のコストも下がってくる可能性はあります。

3.平屋住宅が得意な工務店やハウスメーカーが少ない

平屋住宅が得意な工務店やハウスメーカーが少ないため、2階建てに比べると『仕入れコスト』『人件費』がかさみやすく、建築コストを安く抑えにくい背景があります。

特に、

  • 平屋住宅の建築経験が乏しい
  • 平屋住宅専用の建材の確保が苦手

このような業者になると、契約時に見積もりをしてもらった金額では採算がつかないことから、家が完成してから、もしくは施工中に追加料金を請求するような業者も。

 

平屋住宅は2階建てよりも広い土地(敷地)が必要

さらに、平屋住宅には建築費用以外にも予算を多く必要とします。

平屋で注文住宅を建てる場合、同じ間取り・広さの2階建てを建てるケースと比べて、大きい土地面積(敷地)が必要となります。

すると当然土地購入費用のコストが重くのしかかってくるので、トータルで見た注文住宅の購入費用が高くなり、予算を圧迫しやすいデメリットがあります。

ですが、上手に土地探しをすることでこういったリスクを少しでも軽減することも可能です。

 

注文住宅の平屋の建築費用!本体価格を安く抑える3つのコツ

建築費用が高くつきがちな平屋住宅ですが、実は本体工事費を少しでも安く抑える為のコツが3つあります。

平屋を安く建てる3つのコツ
  1. 平屋住宅が得意な工務店・ハウスメーカーを見つける
  2. なるべくシンプルでコンパクトな設計を依頼する
  3. 建物本体・住宅設備のグレードを抑える

特に、平屋の価格を安くするポイントは、1つめの『平屋住宅の施工が得意な住宅業者を選ぶ』こと。

住宅会社選びをする際は、「戸建て住宅の着工数が多い会社だから大丈夫」と安心せずに、その着工数のうち平屋住宅の施工実績がどのくらい含まれているのかもチェックしたいところですね。

どうしても憧れの平屋住宅ということもあり、そのデザインや間取り・設備や建材など細かい部分までこだわりたくなりますが、自分の予算とよく相談しながら『譲れる条件』の部分は諦めることも重要になってきます。

また、シンプルなデザインにすることで、建材費を抑えられることはもちろんですが、工期が短くなる分「人件費も抑えることが可能」になります。

工期が長くなればなるほど人件費が増えていきますから、なるべく複雑な形状の家をお願いしないようにすることで、平屋住宅の坪単価を抑えることができます。

もし、少しでも安く平屋を建てたいとお考えなら、ローコスト住宅で建てる平屋も視野に入れてみましょう。

詳しくは下記の記事でお伝えしていますので、あわせて読んでみて下さい。

 

まとめ

注文住宅の平屋は「建築費の坪単価」でみると、2階建て住宅に比べて割高な価格相場になりやすいということが分かったと思います。

ですが、正しい知識を持って平屋住宅の家づくりをすることで、不必要に価格が高くなってしまうことを防ぐことができるようになります。

そこでオススメな方法として、複数のハウスメーカーや工務店に相談してみて、自分の希望の平屋を建てるためには、どのような条件がマッチしているのか、一度確認してみる方法です。

仕事や家事・育児で忙しい中で1社1社に連絡し、モデルハウスの見学に行くのはかなり大変ですので、まずは複数社から間取りプラン見積もりの提案を無料でもらってから検討してみるのも良いですよ。