注文住宅で家を購入しようと考えた時に、まず始めに「どのくらいの予算で家を建てるか」を決めると思います。
最も多いのは、“予算2,000万円以下(前後)で家を建てたい!”という人です。
でも「本当に注文住宅で家を建てるのに2,000万円で足りるの…?」と不安に感じている人も多いはず。
- 注文住宅で30坪の家を2,000万円で考えてるけど諸費用合わせると総額ってどのくらい…?
- 建物(うわもの)だけじゃなく土地込みでコミコミ2,000万円以下に抑えたい!
- 2,000万円の家を住宅ローンで購入したいけど今の年収でも大丈夫?
- 工務店とハウスメーカーのどっちに依頼するかで費用相場は変わる?
- 2000万円でも希望の間取りやデザインの家が可能なのか…
など、予算をざっくりと2,000万円としていたとしても、人ぞれぞれ悩みは異なりますよね。
ということで今回は、注文住宅を2,000万円の予算で建てるとすると、土地込みと土地別でどのように予算プランを立てていけば良いのか、それぞれのパターンに照らし合わせて見ていきたいと思います。
もし2000万円の注文住宅の事例が今すぐ知りたい方は、まずは下記からカタログを取り寄せてみましょう。
- 予算2,000万円で新築一戸建ての家を建てるならまずは事前準備から始めよう!
- 2,000万円の家が建てられる年収や頭金の目安は?住宅ローンの月々の返済金額をシミュレーションしてみた
- 同じ「予算2,000万円」でも土地込みと土地別では注文住宅を建てるための費用内訳が異なる
- 土地込み2,000万円で建てる家(建物+土地)の予算と間取り
- 土地別2,000万円で建てる家(建物のみ)の予算と間取り
- みんなどんな間取りにしてるの?2,000万円の家の間取り実例7選
- 2,000万円の家を注文住宅で建てるときの間取りプランの考え方
- 注文住宅の購入費用を2,000万円以下に抑えるコツと注意点
- まとめ
予算2,000万円で新築一戸建ての家を建てるならまずは事前準備から始めよう!
2,000万円の家と言っても、注文住宅を建てるのか建売住宅にするのか、はたまたマンションで購入するのかなど様々な選択肢がありますが、この記事を読んでくださっているということは、あなたのご家庭では一軒家の購入を検討していますよね。
ですが実際に、2,000万円の予算であなたの理想のマイホームを建てることが出来るのか分かりませんし、建てられるとしても“どのような広さ”で“どんな間取りの家”になるのか気になっていると思います。
ここで失敗しやすいアクションが、事前準備を何もしない状態で『住宅展示場』や『モデルハウス』などに出向いてしまうこと。(参考:マイホームを考えている方は必見!何気なく「住宅展示場」に行って失敗した話)
まずは、購入資金を2,000万円で検討していく上で、
- 「購入可能な年収」&「住宅ローン・頭金の目安」を把握して資金計画を立てる
- 「土地込み」・「土地別」ごとの費用内訳を把握して予算プランを立てる
上記2つのポイントを事前に押さえながら、諸費用などを含めたトータル費用がどのくらいになるのか見越した上で、家族みんなが満足のいく新築一戸建てを叶えるための家づくりを進めていきましょう。
2,000万円の家が建てられる年収や頭金の目安は?住宅ローンの月々の返済金額をシミュレーションしてみた
マイホームの購入予算を2,000万円として考える場合、まず始めに無理なく支払える金額なのか確認します。
仮に2,000万円全額を住宅ローンで借り入れた場合、
- 月々の支払い金額がいくらになるのか
- 頭金はいくら準備しておく必要があるのか
など購入費用について事前に計算しておくと、2,000万円の家ならどのくらいの世帯年収が必要になるのか判断しやすくなります。
ここで、収入に見合わない値段の家を購入してしまうなど資金計画を誤ってしまうと、幸せなマイホーム生活となるはずがローン地獄となってしまう可能性も…。
あなたの家庭にとって『家の購入予算2,000万円』が無理のない範囲なのか、月々の返済金額や頭金について見ていきましょう。
現在賃貸暮らしであれば、今の家賃の金額は大きな指標になります。『住宅ローンの月々の返済金額』が今の家賃とほぼ同額かそれ以下の金額に収めることが、家購入後も家計を維持する為に理想なので、2,000万円をローンで借り入れると月々の支払い額がいくらになるのかをまずは確かめてみましょう。
借入2,000万円の住宅ローン支払い額シミュレーション
注文住宅の購入予算である2,000万円を全額借り入れたと仮定した場合、月々の住宅ローンの支払い額はいくらくらいになるのでしょうか?
返済期間を25年間・30年間・35年間の3パターンでシミュレーションしてみましたので、返済金額の目安として参考にしてみて下さい。
-家の購入予算2,000万円の住宅ローン返済額-
借入期間 | 金利(元利均等) | ローン返済額 | ローン総返済額 (総支払額) |
---|---|---|---|
25年返済 | 固定金利1.270% (全期間固定) | 77,844円/月 | 23,353,043円 |
変動金利0.55% | 71,370円/月 | 21,410,919円 | |
30年返済 | 固定金利1.270% (全期間固定) | 66,838円/月 | 24,061,626円 |
変動金利0.55% | 60,277円/月 | 21,699,751円 | |
35年返済 | 固定金利1.270% (全期間固定) | 59,008円/月 | 24,783,437円 |
変動金利0.55% | 52,360円/月 | 21,991,062円 |
固定金利※1と変動金利※2で毎月の支払い金額が変わりますが、固定金利の30年返済で月々6万6千円、35年返済で月々5万9千円。
※1…住宅金融支援機構のフラット35の2019年3月現在の利率を参照
※2…主要金融会社の利率の2019年3月現在の平均値を参照
一方で、変動金利0.55%でローンを借り入れると、固定金利よりも安い金額の返済となり、最終的な住宅ローン総支払金額も数百万円も安く抑えることが可能になります。
変動金利は金利が変わる(高くなる)リスクを含むため低い金利で借りることができます。固定金利は世間が高金利になっても借り入れた時点の金利が全期間適用されるため変動金利に比べて高い金利となっています。
2,000万円の住宅ローンが組める手取り年収の目安はいくら?
2,000万円を家の購入費用としてローンを組んだ場合、金利の利率による増減はあるものの、一般的な借入期間35年で月々6万円の支払いとなります。
では、どのくらいの世帯年収があれば2,000万円の家を購入することが出来るのでしょう?
一般的に1年間の住宅ローンの支払額が、年収の手取り額の2割~3割(20%~30%)くらいに抑えられるのが理想とされています(と言いますか、必ずこの割合以下に抑えるべきです)ので、固定・変動どちらで借り入れる場合であっても、
240万円~360万円
の手取り年収が目安です。
額面(税込)での年収で言うと、おおよそ300万円~450万円の収入がある世帯となります。
無理のない住宅ローンの組み方について下記の記事でも詳しくご紹介していますので、よかったらそちらもご覧ください▼
2,000万円の家を購入するなら頭金の目安はいくら?
先ほどの例では35年間の借入でシミュレーションしましたが、35年で借り入れるなら住宅金融支援機構や金融機関の「フラット35」を利用することになります。
そこで注意したいのが『頭金』です。
フラット35で2,000万円全額のフルローンも可能ではありますが、融資率が9割を超えると金利が大きく跳ね上がってしまうので、総額の1割となる200万円を頭金として用意する必要があります。
また、1割の200万円と言わず頭金はなるべく多く用意しておけると、その後の返済による負担も軽くなりますので、2,000万円の購入費用で考えた場合、300~400万円程度の頭金があると好ましいですね。
ローン返済以外にもお金がかかる!固定資産税・保険料など…
家を購入したあとは、毎月の住宅ローン以外にも、
- 固定資産税
- 火災保険・地震保険
- 団体信用保険
- メンテナンス費用
など定期的な出費が必要となってきます。
住宅ローンの年間支払額を手取り年収の2~3割に収めるというのも、こういった出費が必要となることも背景にあるんです。
2,000万円の家を建てた時の固定資産税の目安
2,000万円で建てた家にかかる固定資産税は、建物の評価額に1.4%をかけたものとなります。
建物の評価額 × 1.4%
ただ、この建物の評価額というのがやっかいで、単純に建築価格と同額ではありません。
東京都庁の調査では、木造住宅であれば1㎡あたり7~9万円の評価額が相場という結果がでていますので、これを基に計算すると、延べ床面積35坪(約115㎡)の建物の場合なら、【115㎡×7~9万円=805~1,035万円】が評価額となり、それに1.4%をかけた額が2,000万円の建物の固定資産税の相場となります。
805万円~1,035万円 × 1.4% = 約11万3千~約14万5千円
ここで嬉しいお知らせとなるのが、新築の家の場合は3年間は固定資産税額が1/2となるので、上記例で言うと5万6千円台~7万2千円台ほどとなりそうです。
もちろん、土地にかかる固定資産税は別途必要です。
2,000万円の住宅ローンを借り入れた時の団体信用保険料の目安
住宅金融支援機構の団体信用保険の場合、2,000万円を借り入れると1年目の特約料が7万円からとなっています。
1年目 | 2年目 | 3年目 | 4年目 | 5年目 | 6年目 | 7年目 | 8年目 | 9年目 | 10年目 |
69,600円 | 68,400円 | 66,800円 | 65,100円 | 63,400円 | 61,700円 | 60,000円 | 58,300円 | 56,500円 | 54,700円 |
11年目 | 12年目 | 13年目 | 14年目 | 15年目 | 16年目 | 17年目 | 18年目 | 19年目 | 20年目 |
52,900円 | 51,000円 | 49,200円 | 47,300円 | 45,400円 | 43,400円 | 41,500円 | 39,500円 | 37,500円 | 35,400円 |
21年目 | 22年目 | 23年目 | 24年目 | 25年目 | 26年目 | 27年目 | 28年目 | 29年目 | 30年目 |
33,300円 | 31,200円 | 29,100円 | 27,000円 | 24,800円 | 22,600円 | 20,300円 | 18,100円 | 15,800円 | 13,500円 |
31年目 | 32年目 | 33年目 | 34年目 | 35年目 | |||||
11,100円 | 8,700円 | 6,300円 | 3,800円 | 1,400円 |
※2,000万円を【フラット35・元利均等・金利1.270%】で35年返済で借り入れた場合の特約料シミュレーション(機構団信特約料シミュレーション)
このように、住宅ローンの支払いだけでなく固定資産税や保険料が別途発生しますので、月々の返済とあわせて支払っていけるのかを慎重に検討していくようにしましょう。
ここまで事前にシミュレーションしてみて、無理なく返済していけそうであれば、2,000万円の注文住宅購入に向けて具体的に準備を進めていくことになります。
もし毎月の返済金額が少し厳しいと感じたら、頭金として捻出できる資金をなるべく多く貯めてから家づくりを始めましょう。
無理をして急いで家を購入してもその後の生活が苦しくなるだけですので、ここは焦らず頭金を少しでも貯めて購入費用に充てられるようにしていくと良いですよ。
同じ「予算2,000万円」でも土地込みと土地別では注文住宅を建てるための費用内訳が異なる
2,000万円を予算として家の購入・建築ができそうだと判断できれば、次にはどのような家を建てるのか検討していく段階に入ります。
もちろん建築費用以外の諸費用なども含めて、予算2000万円で考えることになります。
- 家本体の建築費=7割
- 外構工事などを含めた付帯工事費=2割
- その他諸費用=1割
価格によって多少前後するものの、上記が一般的な比率となっています。
ですので、実質家づくりに充てることが可能な金額は、予算2,000万円のうち『家本体の建築費+付帯工事費=1,800万円』ほど。
とは言っても、
- 家(うわもの)と土地込みで2,000万円の注文住宅を建てたい
- 建物のみ(土地別)で2,000万円の注文住宅を建てたい/建て替えたい
同じ予算で考えていたとしても、土地代を含めたコミコミ2,000万円とするのか、または土地はすでに所有していて建物(うわもの)の建築費用とするのかは、人によって想定している前提が異なりますよね。
ここで気を付けたいのは、土地の取得費用が必要になるのかどうかで、上記の予算の割り振りがさらに大きく変わること。
そこで、2,000万円を購入資金とした場合を基準として、土地込み/土地別のそれぞれのケースでどのような予算計画を立てるべきなのか、総額費用はいくらになるのか、実例を交えながら確認していきたいと思います。
土地込み2,000万円で建てる家(建物+土地)の予算と間取り
まず、土地探しから始める注文住宅の購入を検討している『土地込み2,000万円の家』について見ていきましょう。
土地込み2,000万円の家はうわものの本体価格に加え土地購入費用が別途必要!
土地の購入代金もコミコミで2,000万円となると、どのような間取りの家を建てられるかは土地の購入価格をいかに安く抑えられるかがカギとなります。
ここで1つ例を挙げてみます。
- 注文住宅総予算=2,000万円
- 土地購入代金=700万円
- 家の建築費用に充てられる予算=1,300万円
土地購入費用を700万円とした場合、残りの予算は1,300万円となってしまいますね。
少しでも土地の購入代金を抑えてより良い家づくりを目指すためにも、上手に土地探しをする必要があります。
失敗しないためにはどのように土地探しを進めていけば良いのか、探し方のポイントについて詳しく解説していますので、よろしければ合わせて読んでみて下さい。
それでは実際に、総額2,000万円で建てた土地込み注文住宅の実例を見てみましょう。
コミコミ2,000万円の家の間取り
土地と建物(うわもの)に加え、諸費用を合わせた合計金額が2,000万円コミコミとなる注文住宅の実例です。
【総額2,000万円以下の家の間取り】延べ床面積・30坪|敷地面積・32坪
こちらの家の間取りの場合、土地と建物を合わせた総額費用で【1,780万円】となります。
延床面積 | 96.88㎡(29.3坪) | 敷地面積 | 107.3㎡(32.4坪) |
---|---|---|---|
間取り | 3LDK+S(納戸) |
出典:https://suumo.jp/chumon/koumuten/
土地価格と家本体価格を合わせて2,000万円以下の費用でも、敷地面積・延床面積が30坪ほどの家を建てられそうだということが分かりますね。
ただ正直なところ、どうしても土地込みとなるので家本体にかけられる費用が少なく、大手ハウスメーカーの相場である坪単価60~80万円だと建物だけで2,000万円前後の費用がかかってしまいます。
後で詳しくご紹介しますが、土地込み2,000万円の注文住宅であれば、必然的にローコスト住宅を建てることができるハウスメーカーに依頼することになるでしょう。
実際に土地込み2,000万円の家を探してみたい方は、SUUMOでもたくさん事例が紹介されています▼
土地込み2,000万円で建てる家の事例はこちら(SUUMO)
土地別2,000万円で建てる家(建物のみ)の予算と間取り
次に、土地はすでに相続などで所有している、事前に購入しているというケースで、家の建築(建て替え)を検討している『土地別・本体価格2,000万円の家』について見ていきましょう。
うわものだけに予算を費やすことが可能!
予算2,000万円を土地別で考える場合は、先ほどの土地込みのケースとは異なり予算全てをうわものである家本体に充てることが可能です。
と言っても先ほどお伝えした通り、2,000万円以下で考えている場合には、家と外構を含めた建築費用としては1,800万円ほどに抑える必要がありますので注意しましょう。
それでも土地取得費が不要になることで、住宅性能やアフターフォローなどで安心感のある坪単価60万円ほどの大手ハウスメーカーに依頼して家を建てることも十分視野に入れることが出来るようになります。
家の建て替えの場合は解体費用が必要
ただし、土地をすでに持っている方でも“建て替え”の場合には注意が必要です。
というのも、解体費用が別途かかってきますので、新しい家の建築費用とは別に予算を立てておかなければいけません。
解体工事の費用相場は、おおよそ坪当たり4万円前後となっているので、今建っている家の建坪が15㎡ですと60万円ほどとなりますね。
新築への建て替え費用については、下記記事で詳しく解説しています。
土地別2,000万円で建てた家の間取り
それでは、建物の建築費用として2,000万円を予算とする注文住宅の間取り事例をご紹介します。
【総額2,000万円以下の家の間取り】延べ床面積・35坪|2階建て
まず土地代は考慮せずに、家(建物)の建築費用の予算として2,000万円以下で建てた家のケース。
諸費用などを含めると、実際に建築費用にかけることができる金額は、先ほどお伝えしたとおり総額1,700万円~1,800万円くらいが相場になると思います。
こちらの家の間取りの場合、建物を建てる建築費用が【1,500万円】となります。
延床面積 | 118.00㎡(約35坪) |
---|---|
間取り | 2LDK+2WIC(ウォークインクローゼット)+SIC(シューズインクローゼット)+DEN(書斎) |
出典:https://suumo.jp/chumon/koumuten/
2,000万円以下でも上記のような間取りの家を建てることが出来るので、少し希望が見えてきたという人も多いのではないでしょうか?
高気密・高断熱、住居としての設備や性能面・外観など、こだわる所はこだわった方が良いですし、余計なオプションなど設計段階で不要なポイントを除外することで、間取りにもゆとりのある満足できる家を建てることができます。
例えば上記の実例の場合、トイレを1階部分だけに留めておくことで、建築費用を少しでも抑える工夫をされています。
【総額2,000万円台の家の間取り】延べ床面積・40坪|2階建て
総工費が2,000万円を超えてしまっても、2,000万円台なら予算の範囲内ということであれば、注文住宅でもかなり間取りの選択肢は広がります。
こちらの家の間取りの場合、建物を建てる総工費で【2,000万円~2,500万円】となります。
延床面積 | 130.42㎡(約40坪) |
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間取り | 4LDK+OL(ホール) |
出典:https://suumo.jp/chumon/koumuten/
2,000万円を少し超えても予算的に許容範囲な場合、外観デザインや間取り・建材など注文住宅ならではのこだわりを詰め込みやすくなってきます。
上記の注文住宅のケースで言いますと、天井の高さに少しゆとりを持たせた上で、桧柱をアクセントとした無垢材が薫るインテリアとなっていますね。
一部屋一部屋は決して大きくはないですが、部屋の間取りも4LDKが実現可能です。
実際に本体価格2,000万円の家を建てるハウスメーカーを探してみたい方は、SUUMOで紹介されています▼
本体価格2,000万円の家を建てるハウスメーカーはこちら(SUUMO)
みんなどんな間取りにしてるの?2,000万円の家の間取り実例7選
一口に2,000万円で建てる家と言っても、家庭によってこだわりたい箇所や希望の住空間はちがいますので、間取りプランも十人十色です。
「客間として和室は外せない」という方もいれば、「子供は1人の予定だから子供部屋は1部屋でいい」という意見もあるでしょうし、「二世帯だから両世帯があまり干渉しない間取りにしたい」というケースも考えられますよね。
また、2階建て住宅や3階建て住宅、平屋住宅によっても間取りの性質は大きく変わります。
そこで、建築費用が2,000万円以下や2,000万円台で建てた注文住宅では、実際にどのような間取り設計にしているのか、様々なパターンの間取り図を集めてみましたので参考にしてみましょう。
※家の本体価格が2,000万円前後となる間取り
2,000万円で建てる平屋住宅の間取り実例
2,000万円の建築費用で建てる平屋住宅の間取りです。
リビングと各部屋の配置によって、採光が大きく変わりますので、どのような間取りにするのか特に重要となる住宅タイプです。
平屋住宅の間取りアイデアについては、下記の記事でもご紹介していますので参考にしてみて下さい。
間取り①1,500万円~2,000万円の広々ワンフロアにロフトがある平屋住宅32.3坪「1LDK+RF」の家
参照:SUUMO|「2000万で建つ家の実例」で探す注文住宅・ハウスメーカー・工務店実例情報
本体価格 | 1,500万円~2,000万円 |
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延べ床面積 | 106.82㎡(32.3坪) |
間取りレイアウト | 1LDK+RF(ロフト) |
間取りの特徴 | 天井高の平屋住宅に、中2階となるロフトが設けられている間取りとなっています。片流れの屋根とすることで、平屋であってもロフトや屋根裏部屋などプラスαのスペースを確保することができている例ですね。シンプルに、広々としたLDKと寝室だけとなっており、ロフトは子供部屋としています。スタイリッシュでモダンな雰囲気を感じさせてくれる内装です。 |
間取り②2,000万円~2,500万円のウッドデッキやウォークスルークローゼットなどこだわりが詰まった平屋住宅34.7坪「4LDK」の家
参照:SUUMO|「2000万で建つ家の実例」で探す注文住宅・ハウスメーカー・工務店実例情報
本体価格 | 2,260万円 |
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延べ床面積 | 115.02㎡(34.79坪) |
間取りレイアウト | 4LDK |
間取りの特徴 | 平屋のデメリットとなりやすい「採光の問題」を、大開口の窓を採用することで解消している間取です。また家事動線(キッチン・お風呂場・洗濯物)と生活動線(玄関・リビング・子供部屋・トイレ・ウッドデッキ)をしっかりと分けることができている良い例ですね。また間口が2つとなるWTC(ウォークスルークローゼット)が設けられていて、子供部屋からも水回り側からも収納スペースへアクセスできるようになっています。 |
2,000万円で建てる2階建て住宅の間取り実例
2,000万円の建築費用で建てる2階建て住宅の間取りです。
全国で建てられる新築一戸建て住宅の中で、8割ほどを占めると言われる2階建てですが、その間取りは家によって様々です。
間取り③2,000万円~2,500万円の中庭のある30.5坪「3LDK+S」の家
参照:SUUMO|「2000万で建つ家の実例」で探す注文住宅・ハウスメーカー・工務店実例情報
本体価格 | 2,000万円~2,500万円 |
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延べ床面積 | 101.02㎡(30.55坪) |
間取りレイアウト | 3LDK+S |
間取りの特徴 | この家のメインとなる中庭を中心に、1階にはリビング・ダイニング・キッチンのみをもってきています。生活感が溢れる寝室や子供部屋などは2階に、併せてお風呂なども2階に設ける間取りにしている例となります。 |
間取り④1,500万円~2,000万円のウォークインクローゼット使いが秀逸な36坪「4LDK」の家
参照:SUUMO|「2000万で建つ家の実例」で探す注文住宅・ハウスメーカー・工務店実例情報
本体価格 | 1,555万円 |
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延べ床面積 | 119.18㎡(36.05坪) |
間取りレイアウト | 4LDK |
間取りの特徴 | 玄関を入ると玄関ホールを抜け、リビング・ダイニング・キッチンがある一般的な間取りなのですが、1階部分には玄関と和室に少量の収納スペースしかありません。この家の間取りで工夫されていることは、2階に収納スペースを集中させ、さらにWIC(ウォークインクローゼット)を多用することで、収能力を大幅にアップさせています。 |
間取り⑤1,500万円~2,000万円の愛犬家が住む洋風モダンがおしゃれな40坪「2LDK」の家
参照:SUUMO|「2000万で建つ家の実例」で探す注文住宅・ハウスメーカー・工務店実例情報
本体価格 | 1,835万円 |
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延べ床面積 | 132.71㎡(40坪) |
間取りレイアウト | 2LDK |
間取りの特徴 | 明るい白を基調とした洋風モダンな内装デザインを活かし、リビング階段や吹き抜けなど開放的な空間を楽しめる間取り例となっています。リビング階段下には愛犬のペット用品を収納できるようになっていて、見た目もスッキリ。玄関ホールからリビングが窓越しに見えるような工夫がされていたりと、とってもお洒落な間取りの家となっています。 |
2,000万円で建てる3階建て住宅の間取り実例
2,000万円の建築費用で建てる3階建て住宅の間取りです。
郊外ではほとんど用途地域で「第一種低層住居専用地域」に定められているため、3階建て以上の住宅は見かけることは少ないですが、東京の都心を始め、大阪・名古屋・福岡・札幌などの都市部では狭小住宅が多くなります。
そのため、3階建て以上の多階層住宅がメインとなりますので、各部屋の広さや配置の取り方が間取り決めで大切となります。
間取り⑥2,000万円~2,500万円のスキップフロアを活用して広々空間を実現した狭小住宅32.6坪「4LDK」の家
参照:SUUMO|「2000万で建つ家の実例」で探す注文住宅・ハウスメーカー・工務店実例情報
本体価格 | 2,127万円 |
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延べ床面積 | 107.80㎡(32.6坪) |
間取りレイアウト | 4LDK |
間取りの特徴 | 敷地が25坪にも満たない狭小地にもかかわらず、3階建てにしてしっかりと4LDKもの広さを確保している間取り例です。その秘密はスキップフロアで各階を繋げることで、無駄なスペースを作らず空間を最大限利用しています。また、2階のリビングと3階の子供部屋前の廊下を繋げる吹き抜けで、家族の存在を感じ取りやすくする工夫もされていて、さらに2つの子供部屋には両部屋を繋げるロフトが設けられるなど面白い間取りとなっています。 |
間取り⑦2,000万円~2,500万円の店舗併用住宅&二世帯住宅+ロフトがある38.9坪「店舗+1LDK+2DK+2RF」の家
参照:SUUMO|「2000万で建つ家の実例」で探す注文住宅・ハウスメーカー・工務店実例情報
本体価格 | 2,000万円~2,499万円 |
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延べ床面積 | 128.66㎡(38.91坪) |
間取りレイアウト | 店舗+1LDK+2DK+2RF |
間取りの特徴 | 店舗併用住宅と二世帯住宅のどちらのわがままも叶えたスペシャルハウスの間取りです。親夫婦世帯は2階の1LDK、子夫婦世帯は3階と子供のためのロフトスペースを設けて、家族4人でも充分な広さを確保する工夫をしています。また、親夫婦世帯と子夫婦世帯は完全二世帯住宅にせず、洗面所やお風呂を共用としているものの、簡単に使えるシャワールームが子夫婦世帯に設置された間取りになっています。 |
2,000万円の家を注文住宅で建てるときの間取りプランの考え方
2,000万円で建てる注文住宅の間取り実例を見て頂きましたが、どの家も参考になるアイデアばかりだったんじゃないでしょうか?
思ったよりも間取りや広さに融通が利いていて、驚かれている人も多いと思います。
でもそのまま真似をするだけでは、あなたのマイホームを満足のいく家にすることはできません。
なぜなら先ほどご紹介した間取りプランの実例は、
- 土地の向き
- 世帯人数
- 子供の年齢
- 職業や趣味
- 希望や要望などこだわりたいポイント
- デザインや雰囲気
- 必要となる部屋の数
などなど、あなたが建てようとしている注文住宅とは前提条件が異なるためです。
参考にできる部分は取り入れつつも、どんな家を建てたいのかによって、間取りレイアウトを考えていくようにしましょう。
ここでは、購入予算2,000万円で建てる注文住宅の家を、間取りで失敗しないためのプランの考え方についてご紹介します。
まずは、間取りを考えていくにあたって、
- 費用を抑えるための間取り
- 住みやすさを考えた間取り
主にこの2つの側面から決めて行くことになります。
①費用を抑える間取りの考え方
まずは、なるべく費用を2,000万円以内に抑えるために、どのような間取りの工夫をしていくと良いのか、意識しておきたいポイントを見ていきましょう。
総2階建てや総3階建てにする
まず、家の建築費用を抑えるためには、1階と上階が一体化したような『総2階建て』『総3階建て』で建てるようにすると、建材費の節約だけでなく施工費用も安くすみます。
ただし、1階と上階の床面積が同じになるので間取りレイアウトに自由が利きずらかったり、外観がシンプルすぎる形状になってしまうなどデメリットととも取れる一面もあるので、間取り設計段階で入念にプランを立てたり、外壁パネル(サイディング)をツートーンにするなどで対処します。
構造的・費用面・防水性能に関しては優れているので、選択肢の1つとして考えてみましょう。
部屋が少ない間取り
部屋数が少ない間取りにすると、その分建具や内装の仕上げ材などの材料費を節約することが出来ます。
例えば、建築段階では子供部屋は間仕切りをせずに1部屋にしておき、子供の成長に合わせて将来的に2部屋に仕切りを設けるなどで対処します。
また、近年のトレンドである簡易的な和室や小さな書斎などは、リビングなど広いスペースに「畳コーナー」「書斎コーナー」という感じで扉や壁を設けないようにすると、大きく費用を削減することができます。
窓の数や大きさを調整する
また、予算を抑える方法として窓の数を減らすのも有効です。
間取りにもよりますが、北側は日当たりが悪く湿気も多くなりがちな場所なので、窓の数を減らしたり小さいものにするだけでも節約に繋がります。
ウォークインクローゼットなどで収納箇所をまとめる
収納スペースは何かと入り用ですが、各部屋にそこそこ収納できる空間を設けようとすると、面積を取るだけでなく費用もかかります。
そのため、まとめて収納できるWIC(ウォークインクローゼット)の活用がおすすめ。
扉も不要となりますし、収納家具を新築したマイホームに合わせて購入する必要もなくなります。
このように、収納スペースにも注意をはらった間取りを心掛けることで、建築費用のコストダウンを図ることが可能になります。
玄関ホールを省く
一般的には玄関を入ると玄関ホールが設けられていて、2階に上がる階段やリビングやトイレ・バスルームなどへの扉がある間取りレイアウトが多いです。
ですが、あえて玄関ホールを省き「玄関入ってすぐリビング」という間取りにすると、それだけで大きく建築コストを削減できます。
この時、玄関のドアを開けたときに外からリビングの中が丸見えになってしまわないような間取り設計にすることが大切なので、玄関とリビングの位置関係には注意しておきましょう。
箱型階段にする
間取りプランの中でも特に注意が必要な階段ですが、どこに配置すればムダなスペースができてしまわないかも考えなければいけませんよね。
ここで費用面で好ましい階段にするのであれば、箱型階段(廻り階段)にするといいでしょう。
手すりや化粧材を設ける必要がなくなり、周りの内装と仕上げを同一にするだけなので、施工の手間や材料費の節約となり、コスト面で大きなメリットになります。
水回りはまとめる
建築費用を抑えるためには、水回りを一方向にまとめた間取りにしてみましょう。
キッチン・バスルーム・トイレ・洗面所を集中させることで、上下水の配管を無駄なく敷くことが可能になります。
1階と2階のトイレの場所も、間取り図面上でほぼ同じ場所に設けるようにするのもおすすめです。
トイレを1つにする
2階建てや3階建ての場合は、1階と2階にトイレを設けることが多いですよね。
ですがトイレは1基設置するだけでも、トイレの部屋の建具・内装・床材を含めると数十万円の費用がかかりますのでトイレは1基だけでにしてみることも検討してみて下さい。
ここで気を付けたいのは、なるべく寝室がある階に設置することなのですが、2階にしてしまうとバスルームと離れる可能性も高くなるので、できればバスルーム・トイレ・寝室を1階になるような間取りプランを考えてみましょう。
②住み心地の良い間取りの考え方
次に、コストダウン目的ではなく、住み心地の良い快適な間取りにするための考え方について見ていきたいと思います。
注文住宅のメリットは、あなたの家族にとって快適な間取りを自分たちで決めること。
ですが、やみくもに希望を詰め込んだ間取りは、のちのち大きな後悔に繋がりますので、そうならない為にも下記のポイントについて意識して見ましょう。
家事動線・生活動線を意識する
間取りで一番大切なポイントは、「家事動線」と「生活動線」です。
この2つの動線が悪いと、せっかくの新築マイホームも住み心地が悪いものになってしまいます。
家事動線で意識したいのは、キッチン・掃除・洗濯です。
子育てや家事をしながら料理をしていると、キッチンエリアから何度も出ないといけなくなりますので、回遊しやすい間取りを心掛けると良いでしょう。
また、キッチンと洗面所は意外と多く往復する場所。
そのため、キッチンと洗濯物を回す洗面所との距離を近くに配置した間取りがおすすめです。
また、家事の中でも大きなウエイトを占める掃除に関しては、掃除機の電源確保がしやすいように、各部屋のコンセントの配置を部屋の入口付近にしておくなどの工夫も有効です。
必要な広さを意識する
リビングや各部屋の広さは、家族の人数を考慮して考えるようにします。
5人家族なのにリビングが10畳にも満たないような造りでは、家族団らんもしにくく子供が部屋にこもりやすくなってしまいます。
なるべく親と子供でリビングに集まりやすい家にしたいのであれば、子供部屋は5畳程度の少し小さめにして快適性を削ぎ、広さにゆとりのあるリビングにするようにするなどの工夫もいいかもしれませんね。
また、間取りは図面でみる広さと、実際の広さは違うように感じることが多いもの。
特にリビングは間取り図では広く見えても、実際にテレビとソファを置くと思ったよりも距離が近いなんてことも。
また、周りの家具の配置も考慮しながら間取りを決めて行くようにしましょう。
空間が広く見えるような工夫をする
広い家にしたいのはもちろんですが、実際には他にも必要となる部屋や設備がありますし、敷地の広さや予算も有限です。
その中で快適な広さを感じられるようにするためには「実際の広さよりも広く見える間取り」を心掛けることです。
例えば、どうしても面積を確保できないリビングであれば、吹き抜けや大開口の窓などで広さを感じる空間にする工夫をしてみるなど、視線が遠くまで届くような間取りを考えてみて下さい。
注文住宅の購入費用を2,000万円以下に抑えるコツと注意点
2,000万円前後の注文住宅の実例を3件ご紹介しましたが、思ったよりも間取りや広さに融通が利いていて、驚かれたのではないでしょうか?
ですが予算を2,000万円と決めていても、注文住宅で家づくりを進めていく上でこだわり出してしまうと予算をオーバーしてしまいがちです。
そこで、費用を2,000万円以下に抑える為のコツと、思わぬコスト増を防ぐために気を付けておきたい注意点について確認しておきましょう。
費用を抑えやすい家づくりを心掛ける
理想の家を注文住宅で建てるようとすると、予算は限られているもののやはり仕様や設備にもこだわってしまいますよね。
ですが、費用を抑えやすいポイントを知っておくことで、無駄をなくして2,000万円の予算内に収めることが出来ます。
建物の仕様をシンプルにする
家自体の仕様をシンプルにすることで、建築コストは大きく抑えることが可能です。例えば、建物や屋根の形状、フェンスや門扉などの外構設備、窓の数や大きさなど、少しでもシンプルなものを採用していけば、自然と費用は抑えられます。
費用をかけるべきポイントを見極める
全てグレードの高い設備や建材を使用できれば嬉しいですが、限られた予算内では難しいですよね。そこで、家族が思い描いている家づくりの希望・要望の中から、優先度が高く長期間利便性の高い箇所に費用をかけるようにしましょう。その代わり、多少諦められる部分についてはグレードダウンを検討したり妥協すべきポイントを探すことも重要です。
大手ハウスメーカーよりもローコストハウスメーカーを選ぶ
「2,000万円で家を建てるためには、ハウスメーカーと工務店どちらを選ぶ方が賢いんだろう?」と、悩んでいる人もいるのでは?
ハウスメーカーであれば60~80万円、工務店であれば45万円~が坪単価相場となっています。(参考:【注文住宅の建築費】ハウスメーカー/工務店の坪単価相場はこんなに違う!)
また、忘れてはいけないのが『ローコストハウスメーカー』の存在です。
坪単価30万円台ということも多く、性能面でも安心できる家を建ててくれるメーカーも多くなってきました。
もちろん、2,000万円を建物のみの予算で考えられる場合や狭小住宅で検討している場合には、性能や品質で安心感のある大手ハウスメーカーで建てることも視野に入れてみると良いでしょう。
2,000万円の予算で家を建てられる住宅会社のカタログは、ホームズ君でおなじみの「LIFULL HOME’S」のサイトでまとめて取り寄せるととっても便利ですよ。
複数の住宅会社に見積もりを依頼して価格競争させる
また、複数の住宅会社に『2,000万円』を予算とした見積もりを依頼してみて、“安い業者”かつ“自分たちがこだわりたい条件を一番実現してくれそうな業者”に相談することがオススメです。
何社も見積もりをもらって価格やプランを比較することで、「同じ家なのに実際にはもっと安く建てることができた」というリスクを減らすことが出来ます。
そこで、一度にいくつもの会社から提案をしてもらえるサービス『タウンライフ家づくり』がよく利用されていますので、時間がある時に利用してみても良いでしょう。
無料サービスな上に、勧誘の電話などが一切ないことで人気が出ているので、お試しに一度利用してみても良いかもしれませんね。
注文住宅で後悔のない家づくりをされている方は、上記のような一括依頼サイトを利用してしっかりと複数社で比較検討しています。
住宅展示場を何カ所も回って、何社も営業さんとお話するのは疲れるなぁ…という方は、是非一度試してみましょう!
また、複数の住宅会社から見積もりをとる相見積もりについては、下記の記事でご紹介していますので、お得に家を建てるためにも参考にしてみて下さい。
予算2,000万円が難しそうであれば建売住宅を探してみよう
特に土地込みで検討している場合は、土地を購入し残りの予算で家を建てることになるため、資金不足によってせっかくのマイホームに家族のこだわりを十分に反映させることができないことがあります。
こうなってしまっては、せっかくの注文住宅なのに意味がありませんし、住み始めてから「失敗したなぁ…」なんて後悔することになりかねません。
そんな時は、思い切って建売住宅を探してみるのも良いでしょう。
というのも、ある『建売住宅』の家と全く同じ造りの家を『注文住宅』で建てようとすると、費用は2割ほど高くなると言われていて、自分達で間取りや住宅設備を自由に選択することはできないものの、注文住宅よりも割安でマイホームを購入できます。
さらに、建売住宅はタイミングや交渉次第では値引きをしてもらいやすい特徴も。
「注文住宅で建てたいけどお金の面でどうしても難しい!」という場合の選択肢として検討してみては?
まとめ
2,000万円で建てる家についてご紹介しました。
- 2,000万円の住宅ローンの返済額を確認して実現可能な世帯年収なのか判断する
- 予算が2,000万円で建てる家の間取りや広さを参考にする
- 土地込みで考えるなら土地取得費を抑えるか建売住宅も視野に入れる
など、少しはイメージを付けることが出来たのでは?
2,000万円で建てる注文住宅の家の間取りで大切なことは、同じ予算で同じ規模の広さの間取り実例をたくさん見ながら、アイデアの参考にすることです。
また、あなたの家族がどのような家に住みたいと考えているのか、希望や要望をまとめることも快適な間取りを作り上げる上で重要なステップとなります。
こちらの「マイホームで後悔したくない人必見!注文住宅のよくある間取り失敗例10選!」の記事では、注文住宅の間取りでよくある失敗例をまとめていますので、実際に住み始めてから後悔しない間取りプランを考える際の参考にしてみて下さい。
2,000万円以下の予算でより良い注文住宅を建てるなら、当サイトでオススメしている下記の無料見積りサイトを活用してみて下さい。
複数の業者から見積書だけでなく、予算内でどんな間取りが叶うのかプロが作成した設計図ももらえるので、あなたの要望を形にしてくれる住宅会社が見つかります。
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