家を建てるって、ほとんどの人にとっては”一生に一度”のこと。
なのに、家を建てることに関してはほとんど無知と言ってもいい程、何も知らないんじゃないでしょうか?
実は、我が家は昨年にマイホームを建てたのですが、何も分からずに進めた家づくりで最初に大きな失敗をしてしまいました…。
その失敗とは何なのか…それはズバリ、
いきなり住宅展示場に行ってしまったこと!
「え?それだけ?」と思ったかもしれませんが、住宅展示場に行くよりも先に、絶対にしておくべきことがあったんです。
事前に何をしておくべきだったの?
住宅展示場に行く前にしておけばよかったと強く思ったのは、『カタログのお取り寄せ』です。
ハウスメーカーについて何も知らないまま住宅展示場に行っても、時間と労力をムダに消費するだけで、営業マンとも実りのある会話をすることが全然できませんでした…。
でも、事前に各ハウスメーカーの住宅カタログに目を通しておいたことで、営業マンにどんなことを聞けばいいのかリストにして出しておいたり、気になるハウスメーカーを絞り込むこともできたりと、とても効率よくまわることができたので、複数のハウスメーカーのカタログを一括お取り寄せできるLIFULLのカタログ請求を利用してみましょう。
そこで今回は、
- 我が家がはじめに住宅展示場に行ってしまったときの失敗談
- 住宅展示場に行く前に、なぜカタログ取り寄せをしておくべきなのか
について、”これからマイホーム購入を考えるあなた”に役立ててもらえるように、詳しくお伝えしていきたいと思います。
いきなり住宅展示場に行くのはデメリットだらけ…
前々から我が家も、「いつかはマイホームが欲しいなぁ~」なんて何となく考えていましたが、子供が小学生にあがるまでには家を買いたいな、というレベルで、何から始めれば良いのか分からずに、とりあえず休日に家族揃って住宅展示場へ行くことにしたんです。
その時は、
家を買う=住宅展示場に行く
って勝手に思い込んでいたんですね(笑)
実際に住宅展示場に行ってみたものの…
「住宅展示場に行けばマイホーム購入への足掛かりになる」と思い、ウキウキした気分で行ったのを今でも覚えています。
その時に行った住宅展示場は、16社のハウスメーカーのモデルハウスが展示されているところだったのですが、祝日だったこともあり家族連れで賑わっていました。
ですがどのハウスメーカーがいいのかも分からないまま、とりあえず入口から一番近いモデルハウスに入ることに。
デメリット① 1社1社、とても時間がかかる
モデルハウスに入ってみると、そこには広い玄関に広いリビングが。
たかぶる気持ちを抑えながら、駆けつけてくれた営業マンに言われるがままアンケート用紙に必要事項を記入。
その後、簡単にモデルハウスを案内してもらうことになりました。
ですが、各部屋に案内はしてくれるものの、「ほぇ~!」「おしゃれ~!」「すご~い!」と妻と言いながら回るだけで、こちらから何を質問すればいいのかも思いつかず、さらに営業マンからも家についての説明や考え方のアドバイスなども当たり障りのないもの以外は特に頂くことはありませんでした。
強いてあげるとすれば、家の購入を急かされるような税金や補助金の話だけ。
そんなこんなで最初のハウスメーカーでは時間にして1時間ちょっとかかり、最後にパンフレットやカタログをもらってモデルハウスを後にしました。
結局この日は、時間的にも3社が限界で、他にどんなハウスメーカーがあるのかも分からずじまい…。
デメリット② 間取りや設備のアイデアの参考にはしにくい
また、どのハウスメーカーのモデルハウスも極端に大きくて豪華なので、正直自分達の身の丈に合っていなくて、間取りの参考になる部分もありませんでした。
リビングから車庫が見える『ガラス張りのインナーガレージ』や、建物のちょうど中央が大きく吹き抜けになったモッタイナイ空間の使い方をした家など、各ハウスメーカーともとってもお洒落なんですけど、「誰がするのよコレ…」というものが多いです。
当たり前のことなんですが、モデルハウスはあくまで”モデル”なんですよね。
デメリット③ 子連れで行くのは正直つらい…
あと、住宅展示場で困るのは子連れで行く場合。
僕には3歳半になったばかりの娘が1人いるのですが、住宅展示場に行ったときは2歳半になる前でした。
モデルハウスには子供が少し遊べるようなスペースもありましたが、モデルハウスの中をグルグル見て回るので子供に目が届かなくなりますし、結局はずっと妻と交互に抱っこしていました。
途中グズり出すし、おむつ交換で妻に抜け出してもらって、住宅展示場のインフォメーション内にあるトイレまでわざわざ行ったりと、結構つらかった記憶があります。
子供1人の我が家でこの状態なので、2人3人とお子さんがいらっしゃる家庭なら、一層大変だろうなと感じます。
当然、親に付き合わされる子供も可哀想ですよね…。
デメリット③ まだ他にもハウスメーカーを見たいのに営業電話がかかってくる
先ほど、3社しかモデルハウスを回れなかったと言いましたが、次の週の平日には各ハウスメーカーの営業マンから営業電話がかかってくるようになりました。
まだ3社しか見ていないので、他のハウスメーカーにどんな会社があるのか見てみたいのに、こちらのペースを無視して「次回は具体的にお打ち合わせしませんか?」なんて話を進めてこようとするので、正直イラっとしてしまったことも…。
デメリット④ 土日祝日は新人の営業マンが多い
土日祝日は住宅展示場を訪れる人も多くなるので、新人さんの場数を踏むステージになりやすくなります。
やはり、家づくりではある程度知識や経験が豊富なベテランの方に付いてもらうのが好ましいので、モデルハウスに入った時にどんな人が付いてくれるのかがとっても大事です。
住宅会社の営業担当者は、一度担当に付くと基本的には担当者は変わりません。
いくらハウスメーカーを気に入っても、付いてくれた担当者があまり信頼できない方になってしまうと、その後の家づくりが大変になってしまうので要注意!
ただ、どうしても担当者との相性が悪いと感じたら、ハウスメーカーの営業担当者を変えてもらうコツを参考に、早い段階で直談判して交渉してみましょう。
家に帰ってから気付いた…もらったカタログをじっくり見てた方がメーカーのことが分かる!
その日はなんだかグッタリ疲れていましたが、夢のマイホームに向けて初めてアクションを起こした日だったので、興奮は冷めぬまま3社からもらったカタログに目を通していました。
すると、カタログにはその会社が得意とする家の構造やデザイン、オリジナル構造の説明があったりと、どういった面に強みがあるのかなど詳細に載っていたんです。
ここで我が家は気付きました。
「住宅展示場に行くよりもカタログ見た方が分かりやすいじゃん!」
カタログって見てるだけで楽しいし、住宅展示場じゃわからないそのメーカーのことも深く知ることが出来たんです。
あれだけ必死に子供をあやしながら展示場をまわったのに、3社しかまわれずに営業マンとの会話も当たり障りのないものに終始してしまったあれは何だったのか…。
結局その日以降、カタログを見ながら妻と「あーでもない、こーでもない」とデザインや間取りについてや、家の雰囲気、建築方法について楽しく話し合うようになりました。
住宅展示場に行くよりも、まずは「カタログ」を取り寄せておくべき!
となると、やはり他のハウスメーカーのカタログも見たくなるもの。
そこで色々と調べてみたところ、ハウスメーカーのカタログをもらう方法がいくつかあることが分かったんです。
住宅カタログをもらう方法って、
- 住宅展示場やモデルハウスに行って直接もらう方法
- 住宅会社のホームページからカタログ請求の申請をする方法
- カタログ一括請求サービスを利用する方法
と、実は3つもあるということに驚き!
我が家は、結果的に上記3つの方法をすべて利用することになったので、それぞれの方法について感じたメリットとデメリットを書き出してみたいと思います。
1.住宅展示場やモデルハウスに行って直接もらう方法
- そのハウスメーカーが建てた家を実際に肌で感じることができる
- 住宅展示場の雰囲気を楽しむことができる
- ハウスメーカー側の都合の良い話に乗せられそうになる
- 1社1社モデルハウスの内覧に時間がかかるため労力と根気が必要
- 営業の人から自分が査定されている気分になる
- 明確な目的がない状態で子連れで行くと相当つらい…
我が家は、これで失敗しました。
住宅展示場に行ってモデルハウスを見て回ったり、実際に各ハウスメーカーの営業マンから色々な話を聞くことは大切なのですが、一番始めのスタートでこれをやってしまうと、この記事のタイトル通り大失敗してしまいます。
今思えば、住宅展示場はそれぞれのハウスメーカーやマイホーム購入のことについて、しっかりと情報を集めてから行くようにするべきでしたね。
2.住宅会社のホームページからカタログ請求の申請をする方法
- カタログを郵送してもらえるので営業マンと会わずにすむ
- 住宅展示場に行く時間がなくホームページから依頼するだけなので簡単
- 1社1社ホームページを探したり必要事項を何回も入力する手間がかかる
- 後日営業の電話がかかってくる
カタログって、住宅展示場に行かないともらえないイメージがありますが、実はハウスメーカーの公式ホームページに『住宅カタログ』の請求ページが設置されていることが多いです。
ここからカタログ資料請求すれば良いだけなので、わざわざ住宅展示場に行って営業マンに話を合わせたり、1時間以上も時間を労費しなくてすみます。
ただ、1社だけのカタログをもらうだけならいいんですが、カタログを申し込むときは個人情報の入力フォームに必要事項を記入しなければいけませんので、何社もカタログを集めようと思うとかなりしんどいです。
僕は結局3社目の入力をしている途中で投げ出しました笑
そこで、次の「カタログ一括お取り寄せサービス」の利用がとっても便利でした!
3.カタログ一括請求サービスを利用する方法
- カタログを郵送してもらえるので営業マンと会わずにすむ
- 一回の申し込みで10社~20社のカタログをもらえる
- 営業電話はほとんどなくメールでの連絡だから気が楽
- 地域によっては弱小メーカーのカタログの取り扱いがない場合がある
このサービスのすごいところは、一括で色んなハウスメーカーの住宅カタログ&資料をお取り寄せできるにもかかわらず無料で利用できること!
さらに、個人情報の入力が一回ですむので、手間もかなり省略できました。
我が家が実際に利用したお取り寄せサービスだと、色んなテーマからハウスメーカーをある程度絞りこむこともできるのでかなり便利です。
カタログの一括請求サービスを利用してみました!
すでに2社ほど、あるハウスメーカーのサイトから直接カタログ請求をしていたのですが、一括請求サービスでもう一度まとめてカタログのお取り寄せをしてみました。
今回僕が利用した『カタログ一括請求サービス』はこちら。
LIFULL HOME’S 注文住宅
https://www.homes.co.jp/iezukuri/
ホームズくんでおなじみのLIFULL HOME’S(ライフルホームズ)が提供している無料のサービスです。
業界最大クラスの物件情報の掲載数を誇る『住宅系情報ポータルサイト』では国内最大級の会社なので、安心してサービスを利用できるのが嬉しいですね。
特に、1,000万円台から予算別で絞り込めたり、平屋・ローコスト・ZEH・二世帯住宅などの人気テーマから絞り込めるので、むやみやたらにカタログが送られてくるのではなく、あなたが思い描くマイホームのイメージからある程度ハウスメーカーを絞り込んでリスト化してくれるので、あとはその中から気になるハウスメーカーをまとめて選んでカタログ請求するだけ!
僕は『20~30歳代に人気の家』というテーマを選んだのですが、12件のハウスメーカーや工務店が表示されたので全社にチェックを入れて請求しました。
申し込みは、名前・住所・連絡先などを入力するだけなので、3分ほどあれば申し込み可能!
さらにLIFULL HOME’Sでカタログ請求したら、『はじめての家づくりノート』という小冊子(PDFファイル)がもらえたんですが、これがまたすごい!
▽『はじめての家づくりノート』▽
家にプリンターが無いのでわざわざコンビニまで行ってプリントしたんですが、家づくりの始め方やスケジュール、お金に関してなど、目からウロコの情報がたくさん載っていてかなり参考になりました。
実は、住宅展示場で活用できるチェックシート付きなので、これを持って住宅展示場に行くと失敗しないですみますよ。
あとは、PDFファイルでもらえるのでスマホでも見れるのが便利ですし、今思い返せば僕も、住宅展示場を周りながら見るべきポイントなどをスマホで必死に確認してましたね!笑
結論!カタログで下調べをしてから住宅展示場に行くのがベスト!
我が家の場合、一度はいきなり住宅展示場に行ってしまったことで大失敗してしまいましたが、そのあと早い段階でカタログでの情報収集の大切さに気付けましたので、本当によかったです。
あのまま10社15社と展示場に行ってハウスメーカー巡りをしていたとしたら、毎週末足を運んだとしても1~2カ月かかります。
今思うと、かなりゾっとしますね。
ですが、事前にカタログだけ取り寄せてハウスメーカーについて下調べをしておけば、展示場に行った際にも具体的な質問が自然に出てきますし、お門違いな会話にもならないので時間の節約にもなります。
特にお子さんがいる家庭となると、ムダな時間は少しでも無くしたいもの。
実際、我が家はカタログ一括請求サービスを利用して送ってもらったハウスメーカーの中から、気になった6社に絞って住宅展示場に行くことにしました。
家のデザインや雰囲気、構造や工法などを前もって知った上で気になったメーカーなので、営業マンとの会話もとても弾み、有意義な情報を得ることができました。
家を建てるのはまだまだ先のつもりだったとしても、先にカタログだけでも請求しておくと、家づくりの初動がスムーズになってかなり楽になると思います。
一括請求サービスは無料なので、まずはあなたも実際にカタログ請求してみては?
P.S.…もし関東圏にお住まいであれば、LIFULL HOME’Sが1から相談に乗ってくれる『住まいの窓口』に直接行ってみてもいいかもしれませんね!
- マイホームを検討しているけど家づくりのことが何も分からない
- どこのメーカーが自分達に合っているのか教えて欲しい
- 資金や返済についてなどお金に関して不安がある
という悩みを専門アドバイザーが解決してくれます。