注文住宅の坪単価が安いハウスメーカー/工務店をランキングで一覧比較!

注文住宅の坪単価が安いハウスメーカー/工務店をランキングで一覧比較!ハウスメーカー
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注文住宅を建ててもらう住宅会社を選ぶ1つの指標となるのが、ハウスメーカーや工務店ごとの『建築費用の坪単価』

デザインや性能が魅力的な会社が好ましいですが、予算・費用を安く抑えられるかどうかの”価格面”についても、とても重要な比較ポイントです。

そこで、

「ハウスメーカーや工務店ごとの坪単価の相場が知りたい!」

という方の為に、主要なハウスメーカーや工務店の坪単価を一覧にまとめて、ランキング形式で比較していきたいと思います。

イエティ

もちろん、施主(家を建てたい人)がこだわりや叶えたい要望によっては、同じ住宅会社でも坪単価は大きく変わってきますが、平均的な坪単価の相場を知っておくと、気になる住宅会社同士をスムーズに比較検討することができるようになりますので、要チェックです!

注文住宅会社「ハウスメーカー」・「工務店」の坪単価ランキング

注文住宅「ハウスメーカー・工務店」のそれぞれの坪単価ランキングを、下記の一覧表でまとめました。

ハウスメーカー/
工務店
坪単価相場
(万円)
ハウスメーカー/
工務店
坪単価相場
(万円)
▼[ランキング1~6]坪単価の平均相場が75万円以上の住宅会社
[1]スウェーデンハウス65~100[2]東急ホームズ50~100
[3]へーベルハウス(旭化成ホームズ)65~90[4]大成建設ハウジング75~85
[5]三菱地所ホーム60~90[6]オーガニックハウス60~90
▼[ランキング7~18]坪単価の平均相場が60万円~75万円の住宅会社
[7]菊池建設58~90[8]ミサワホーム65~75
[9]三井ホーム55~80[10]積水ハウス50~80
[11]パナソニックホームズ50~80[12]セキスイハイム55~75
[13]住友林業40~80[14]ダイワハウス40~80
[15]トヨタホーム40~75[16]住友不動産38~80
[17]サンヨーホームズ55~75[18]一条工務店55~70
▼[ランキング19~30]坪単価の平均相場が40万円~60万円の住宅会社
[19]フジ住宅50~60[20]ヤマダエスバイエル50~60
[21]R+house50~60[22]ヤマト住建40~60
[23]富士住建40~60[24]住宅情報館40~60
[25]クレバリーホーム40~60[26]飯田産業39~60
[27]レオハウス35~60[28]イシンホーム40~55
[29]ユニバーサルホーム40~50[30]泉北ホーム40~50
▼[ランキング31~38]坪単価の平均相場が20万円~50万円の住宅会社
[31]桧家住宅30~60[32]タマホーム24.8~65
[33]アキュラホーム35~50[34]ロイヤルハウス30~50
[35]アイフルホーム25~55[36]エースホーム30~40
[37]アエラホーム20~50[38]アイダ設計23~30
出典元:ハウスメーカーの坪単価比較 – 注文住宅の費用や相場 , 住宅産業新聞

上記ハウスメーカー&工務店のカタログが欲しい方は、無料でまとめて資料請求できるLIFULL HOME’Sのカタログサイトで申請してみましょう。

 

上記ランキング一覧表を見てみると、坪単価50万円前後のゾーンが多い印象を受けますね。

ただ、大手ハウスメーカー以上となると、やはり60万円以上の坪単価相場となっていますので、大手ハウスメーカーに依頼することを検討している人は、建築予算もそれなりに考慮することになります。

坪単価50万円の家づくりに関しては、下記の記事を参考にして下さい。

ハウスメーカー・工務店の中でも坪単価が安いローコストハウスメーカーについては、下記で探してみましょう。

 

坪単価の”計算方法”と”注意すべきポイント”

ハウスメーカー・工務店の坪単価を比較してみましたが、注文住宅の坪単価はどのように算出されているのでしょう?

実は、とっても簡単な計算式で坪単価を出すことが可能です。

坪単価=注文住宅の本体価格(建物の建築費用)÷延べ床面積(坪)

では例として、上記の計算式で実際に坪単価を出してみましょう。

同じ延べ床面積の家でも、家本体の建築費用によって坪単価は大きく変わることが分かります。

注文住宅の坪単価の計算の考え方[例]A社とB社を比較

例えば、A社の注文住宅の家本体の建築にかかる費用が2,800万円の場合、延べ床面積が35坪(115.7㎡)※1だとすると、A社の坪単価は80万円という計算。

B社の注文住宅の家本体の建築にかかる費用が2,450万円で、延べ床面積が同じ35坪(115.7㎡)※1の場合、B社の坪単価は70万円ということになります。

※1:1坪=3.30579㎡で計算

 

延床面積1坪(3.30579㎡)当たりの建築費を参考にすることで、注文住宅を建てる際のおおよその本体価格の目安にすることが出来ます。

ただ一口に坪単価と言っても、ハウスメーカーや工務店など住宅会社によっては、上記の計算式を適用していない坪単価を謳っている場合も…。

 

ハウスメーカーや工務店によって異なる坪単価の計算方法

一般的に注文住宅の坪単価を算出する計算式は、先ほどお伝えした『家の本体価格÷延べ床面積(坪)』となります。

ですが、住宅業界内で坪単価の計算に対してのルールは特に設けられていない為、業者によっては少しでも安く見せるために施工面積で除算(割り算)されているケースもあるんです。

坪単価=注文住宅の本体価格(建物の建築費用)÷施工面積(坪)

特にHPやチラシなどで各住宅会社が坪単価の安さを謳っている場合、その坪単価の算出方法に注意するようにしましょう。

延べ床面積と施工面積の違い

延べ床面積?施工面積?となっている方もいると思いますので、ここで延べ床面積と施工面積の違いと、それぞれで計算した坪単価の価格差について解説したいと思います。

延べ床面積と施工床面積の違い-延べ床面積に当てはまるのはココ

延べ床面積
延べ床面積とは、各階の床面積を合計した面積のことです。ベランダ(バルコニー)、地下室、玄関ポーチなどは含まれず、床が存在する面積のことを指します。

延べ床面積と施工床面積の違い-施工床面積に当てはまるのはココ

施工面積(施工床面積)
施工面積(施工床面積)とは、ベランダ(バルコニー)、地下室、玄関ポーチ、吹き抜け部分(仮想の床面積)など、住宅会社が”施工した”とする面積のことを指します。

画像出典元:一戸建て住宅の坪単価|ログハウス・木の家の施工・設計会社アンジコア

 

上記2つの面積の違いを見ると分かるのですが、延べ床面積よりも施工面積の方が広くなるので(大きな数字で除算することになるので)、一般的な坪単価(延べ床面積で計算したもの)よりも施工面積での坪単価の方が価格は安くなります。

この施工面積での坪単価を謳って、他業者よりもお得に見せている住宅会社もありますので、どちらの計算方法での坪単価になるのか、確認するようにしましょう。

本体価格or総額費用でも坪単価が変わる

また、『延べ床面積・施行面積』の違いだけでなく、注文住宅の本体価格から坪単価を割り出さずに、本体価格+付帯工事費用+諸費用など全ての金額をまとめた総額費用から坪単価を割り出すケースもあります。

そういった場合は坪単価は高くなりますし、諸費用を含めた全ての費用の予想金額から坪単価を計算しますので、最終的な金額により近い費用相場を計算することが可能です。

 

注文住宅の坪単価を大きく左右する要素

上記で坪単価の計算の仕方についてお伝えしましたが、家づくりを進めていく過程で坪単価を大きく左右する要因となるポイントがいくつかあります。

その要因とは次の4つです。

  1. 注文住宅の大きさ
  2. 注文住宅の仕様や設備のグレード
  3. 注文住宅の形状
  4. 注文住宅の階数
  5. 施主のこだわり

4つそれぞれについて詳しくご説明します。

1.注文住宅の仕様や設備のグレード

注文住宅の家の大きさや間取りなどが同じでも、採用する設備機器や内装材・外壁などの建材をグレードアップさせると、当然コストがかさむことになるので坪単価は高くなりますし、逆にグレードや性能を下げた家づくりをすると坪単価は安くなります。

2.注文住宅の大きさ

注文住宅の本体価格は同じでも、家の大きさ・広さが違うと坪単価が上下することになります。

イメージでは家が大きくなるに比例して坪単価も上がるようなイメージ、もしくは変わらないと思われることが多いですが、坪単価は家が大きくなればなるほど安く抑えられる傾向にあります。

キッチンやバス・トイレ・太陽光発電システム・給湯システム・床暖房・全館空調システムなどの住宅設備は、家が大きくても小さくてもかかる費用はほとんど変わらない為、家が大きくなるほど坪単価が安くなりやすいと言えます。

3.注文住宅の形状

家の形状によって外壁の面積が変わるため建材費が変動し坪単価も上下する

イエティ

上記の図のように延べ床面積が同じ家でも、家の形状が違うだけで外壁の面積も大きく変わるんです。

同じ延べ床面積の家でも、形状が複雑になればなるほど坪単価は高くなります。

それは、シンプルな形状の家の場合よりも凹凸のある複雑な形状の家とで、外壁や柱に要するコストが異なるためです。

また施工の工程も増えるので、注文住宅の本体価格が上がる原因となります。

4.注文住宅の階数

何階建ての注文住宅を建てるのかも、坪単価を上下させる重要な要素となります。

というのも、特にハウスメーカーの場合は2階建てを基準として、各建材や設備を製造しているので、需要の割合が低い平屋や3階建ての建材・設備については、2階建ての建材と比較してコストが高くつきやすくなっています。

同じ住宅会社・同じ家の規模(延べ床面積)であっても、2階建てが最も坪単価が安く設定されています。

5.施主のこだわり

そして最後は、“施主のこだわり”です。

やはり選んだ住宅会社・グレードの坪単価のある程度の相場はあるものの、「内装材をちょっとお洒落にしたい」、「建具のメーカーはここのがいい!」などこだわると、当然コストが上がるので坪単価が高くなります。

ただ、夢のマイホームを建てるのであれば、ある程度希望を叶えた家づくりをしたいもの。

こだわる部分と諦められる部分のメリハリをつけることで、坪単価が大きく上がるのを防ぐことができますので、事前に家づくりの計画をしっかり立てるようにしましょう。

 

打ち合わせの際は坪単価の基準を始めに聞いておく

住宅展示場やモデルハウスで、気になるハウスメーカーや工務店の営業担当者に坪単価を伺う時は、まずはどのような算出方法での坪単価なのかを聞くようにしましょう。

注文住宅を建てる坪単価は、どのくらいの費用がかかりそうなのかを目安にする金額でしかありませんが、それでもご自分の予算と照らし合わせる上で参考にすることが可能ですし、住宅会社を決める重要な要素の1つであることは間違いありません。

  • 家本体の価格に対しての坪単価なのか
  • 総額費用に対しての坪単価なのか
  • 延べ床面積での坪単価なのか
  • 施工床面積での坪単価なのか

上記4つについて明確にできるように聞いてみましょう。

できれば条件を統一して比較しよう

また、複数の住宅会社を正確に比較する為にも、『坪単価』の条件を統一して担当者に聞くようにすると、比較がしやすくなります。

この時に統一する基準としては、本体価格・付帯工事費・諸費用など全て込みの総額費用に対しての坪単価が好ましいでしょう。

総額費用に対しての坪単価になるので、冒頭でご紹介した坪単価ランキングの価格よりも金額は高くなりますが、全ての住宅会社で上記基準での坪単価を比較することができるようになりますよ。

また、平屋なのか2階建てなのか3階建てなのかなど、間取りや耐震性能などにこだわりがある場合も、希望の条件を伝えておくようにすると良いですね。

 

坪単価をもっとリアルに比較検討できるおすすめの方法

ここまで各業者の相場となる坪単価をランキングの比較や、ハウスメーカーや工務店で使われている坪単価の考え方について見てきましたが、さらにより正確な坪単価を比較するおすすめの方法があります。

その方法は、気になるハウスメーカーや工務店から費用の見積もりを直接もらうことです。

特に注文住宅は、複数の住宅会社を比較することが『家づくりを成功させる』一番大切なポイントなので、ここは面倒くさがらずに気になるメーカー同士をしっかりと見比べるようにしましょう。

ただ、どうしても時間や労力のことを考えると、いくつもの会社に出向いて打ち合わせをし、希望を伝えて見積もり作成をお願いするのは大変です。

そんな時は、タウンライフ家づくりという”気になる住宅会社に一括で見積もり依頼が出来る無料サイト”を利用してみると、手軽に見積もりを手に入れることが可能です。

予算と希望を伝えるだけで、予算内で実現可能な間取りプランの提案や、総額費用の見積書をメールで送ってくれますし、同じようなプランでも業者によっては数百万円~1,000万円台も費用に差があることもあるので、まずは家づくりの参考情報として活用するのがいいですね。

また、「とりあえず希望の坪単価相場のハウスメーカーだけカタログ請求したい!」という方は、LIFULL HOME’Sのカタログ取り寄せサービスを使っている人も多いので利用してみましょう。

 

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まとめ

各住宅会社の坪単価相場を順位付けしたランキングと、注文住宅における坪単価の考え方や注意点についてお伝えしました。

新築一戸建てを購入するのは、とても大きなお買い物となるので、しっかりと情報を得ることが大切です。

その情報の1つとして、住宅会社を比較する目安となる坪単価を把握できていると、より後悔のない家づくりを進めていけるようになります。

基本的には、『本体価格÷延べ床面積』で計算された坪単価となるのですが、住宅会社によっては坪単価の算出方法が異なることがあるので、単純に比較できる指標とはなりませんが、より正確に各社を比較するために『総額費用÷延べ床面積』で計算した坪単価で比べてみましょう。

また、単純に坪単価のみを比較するのではなく、建物の工法や構造、メンテナンスなどのアフターフォローの面にも目を向けて、気になったハウスメーカーや工務店を比較するようにして下さいね。

 

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