家を建てたいけど、そこまで予算は用意できない!
そこで一番の候補となるのが、“ローコスト住宅メーカーに依頼して注文住宅を建ててもらう方法”です。
中には「欲を言えば1,000万台、1,000万円以下で注文住宅を建てたい!」と考えている人も多いのでは?
ですが、
- ローコスト住宅ハウスメーカーってどうなの?
- 性能面や見た目で”安かろう悪かろう”のイメージで心配…
- ローコスト住宅で後悔しないかな…
なんて不安な気持ちを少なからず抱いていると思います。
そんなあなたの為に、注文住宅をローコスト住宅メーカーで建てる時に気を付けたい注意点や住宅会社選びのポイントなど、ローコスト住宅って実際どうなの?という点に焦点を当ててお伝えしていきます。
また、ローコスト住宅メーカーの中でも人気のおすすめハウスメーカーをランキングでご紹介しますので、あわせて確認してみて下さい。
この記事でローコスト住宅のメリットやデメリットを深く知っておくと、住み始めてから「後悔した…」とならない満足できる家づくりが出来ます。
ローコストハウスの強み・弱みを把握して、注文住宅の会社選びに役立てましょう!
ローコスト住宅で人気のハウスメーカーおすすめランキング
低コストで家を建てられるローコストハウスメーカーの注文住宅ですが、実際に頼むとするとどこが人気でおすすめの住宅会社なのか分かりませんよね。
そこで、ローコスト住宅を得意とするハウスメーカーを一挙公開!
まずは、ローコスト住宅メーカーで人気の高いTOP3をご紹介します。
ローコスト住宅メーカー-タマホーム-
- 標準仕様が充実・価格に対して品質が高い
価格満足度 | |
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坪単価相場 | 坪単価20万円~40万円台 タマホームは標準仕様が充実していて選択肢に幅を持たせるようにしています。そのため標準仕様に関しては大量発注にて価格を落とした分、品質をワンランク上のものを採用したりとコストパフォーマンスが高い印象です。ただ、標準仕様では満足できずにオプションを付けるなどこだわりだすと、大手ハウスメーカーに引けを取らないくらい高額な値段になります。 |
ローコスト住宅メーカー-アイフルホーム-
- LIXILグループで信頼性が高くWeb販売住宅の価格相場は20万円台~
価格満足度 | |
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坪単価相場 | 坪単価20万円~55万円台 Web販売住宅のアイプライムセブン(i-Prime7)なら坪単価20万円台~とかなり安い価格帯となっています。とにかく安く家づくりを進めたい人にとっては希望となるローコストハウスメーカーと言えます。 |
ローコスト住宅メーカー-アキュラホーム-
- 本体価格550万円から可能
価格満足度 | |
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坪単価相場 | 坪単価20万円~50万円 アキュラホームはローコストハウスメーカーとして上記2社と競合する住宅メーカーです。商品ラインナップとしては、本体価格550万円~の「新すまい55」の規格住宅や本体価格1,000万円~の「OPTIS」の注文住宅があり、低予算で家づくりが可能です。 |
上位3社については、皆さんも聞いたことのあるハウスメーカーだったんじゃないでしょうか?
各社のHPへのリンクもありますので、気になる方は公式サイトでどんな家を建てているのか確認してみて下さい。
その他ローコスト住宅メーカーを一覧でご紹介
さらに、ローコスト住宅メーカーは他にもあります。
全国展開しているメーカーとしては、
などが挙げられます。
ランキング上位の3社と比較すると、実績や施工対象エリアも少ない会社も多いですが、着実に実績を重ねているローコスト住宅メーカーとなります。
とりあえず気になるローコストメーカーの「カタログ・資料」が欲しいという方は、一括お取り寄せをしておきましょう。
ローコスト住宅を建てる業者選びのコツ&注意点
ローコストで新築一戸建てを建ててもらう会社を選ぶ時は、当然どのローコストハウスメーカーに依頼するか慎重に決めなければいけません。
「ローコスト=安物」というわけではありませんが、ローコスト住宅のメリットとデメリットをこちらの記事でしっかりと確認した上で、低コストの中でも少しでも性能が高く安心して住める家を建ててもらいたいもの。
そこで、ローコスト住宅のハウスメーカーに安心して住める家づくりをする場合の、業者の選び方のコツと注意点についてお伝えします。
ローコスト住宅メーカーの選び方
大きなお買い物となるマイホーム購入なので、しっかりと納得のいく業者を選ぶためにも、
- 建ててから長い期間安心して住める家なのか
- 子供の成長してもライフスタイルに合った生活が出来る家なのか
- 施工の品質に不安はなさそうか
- 最低限のアフターフォローや定期メンテナンスは見込めそうか
上記4点をチェックしながら選んでいきましょう。
「第一条件として予算は絶対ゆずれない」ということであれば、坪単価や総額費用で比較してみると良いでしょうし、「なるべく安く抑えたいけど家の性能やデザインにもこだわりたい」ということであれば、業者が売りとしている強みを知ることが必要になります。
ハウスメーカー選びの進め方(ステップ)として、下記の方法を参考にしてみて下さい。
得意分野・強みをカタログ請求して比較しよう
ローコスト住宅は『低価格で家を建てられる』ことが大きな特徴ですが、ローコストハウスメーカーによって得意とする分野がそれぞれあります。例えば洋風デザインが得意なメーカーや、モダンテイストが得意なメーカー、標準仕様を多数展開していて選択肢が多い、耐震・断熱・省エネ住宅が得意、などなど各メーカーの強みとあなたの希望がマッチする会社を選んで下さい。その為にまず、あなたのお住まいの地域で低コストで家を建てることが可能な、ローコストハウスメーカーのパンフレットカタログを請求しましょう。
カタログを取り寄せてみる
相見積もりで魅力的な会社を見つけよう
とにかく色んな会社のパンフレットやカタログを比較したあとは、実際にどのくらいの費用で家を建てることが出来るのか、相見積もりで『建築費用』『間取りプラン』を比較してみましょう。一社だけではその価格が見合ったものかどうかの判断がしづらいので、複数社の見積もりを比較することが重要になります。ですが、ローコストハウスメーカーは住宅展示場には出店していないことが多く、一社ずつ営業所に行って見積もりを出してもらうのはとても大変です。そんな時は、サイトから一括見積もりが出来る下記のサービスを使ってみましょう。
一括見積もりサービスを利用する
気を付けたい注意点
次に、ローコストハウスメーカーを選ぶ時に『注意しておきたいポイント』について見ていきましょう。
業者選びの段階で知っておくことで、余計なトラブルを未然に防ぐことができます。
オプションは高い
この記事でも何度かお伝えしていますが、ローコストハウスメーカーで建てる家は、規格から大きく外れるようなオプションを依頼すると、大手ハウスメーカーに最初から依頼すればよかったと思わせるほどの金額になってしまいます。「ある程度のレベルの家でいいからとにかく価格を抑えたい」「自分の好みと合えば規格住宅で十分」という心づもりが必要です。
見積もりから契約までは慎重に
相見積もりにてそれぞれの業者から見積もりをもらったあとは、魅力的な提案をもらえたメーカーであってもすぐに契約まで進めないようにして下さい。最初にもらう見積もりはあくまで概算なので、同じグレードの材料への変更や簡単な間取りの変更でさえも、大きく費用が膨れてしまう可能性があります。そこで、見積もり後はある程度「これでお願いしたい」と思えるレベルまで修正してもらい、何かあっても大きく予算を超えないことがないことを確認してから、最終比較の上、気に入った業者と契約するようにしましょう。(関連記事:注文住宅の費用を一括見積もり比較!失敗しない複数社への相見積もり)
ギリギリの予算は立てない
前項の費用面と関連しますが、ローコストハウスメーカーでお願いする場合は『予算ギリギリ』で建築費用を考えないように注意しましょう。というのも、付帯工事費や諸費用も当然かかりますし、ローコスト住宅ではオプションをお願いすると大きくコスト増に繋がります。不測の費用が発生する可能性も考慮して、最大の予算のうち9割以下に収まるように費用を抑えるのが望ましいです。
まとめ
- 贅沢な家じゃなくていいから、家族が安心して住める(暮らせる)家が欲しい
- 準備できる予算は少ないけれどマイホームを注文住宅で建てたい
そんな時は、今回ご紹介したローコストハウスメーカーでの家づくりを前提に、家づくりを進めていくといいと思います。
ですが、この記事でもお伝えしましたが、ローコスト住宅のメリット&デメリットをしっかりと把握して、家を建ててから「失敗したかな~」なんて後悔しないようにすることが、家づくりを成功させるコツなんです。
ローコストハウスメーカーにも色々と業者があり、それぞれに特長や強みを持っています。
プランや坪単価を比較しながらあなたに合った業者を選んで、納得のいく素敵な家を作ってくださいね。